北海道札幌·小樽観光タクシー・ジャンボタクシー個人高橋TAXI 飯·旅·想い出ブログ

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小樽観光タクシー

2015-10-09 16:06:14 | 日記
娯楽の建築[龍宮格閣]まちが活発になり、夢のような計画を実行する人物が現れました。蛇の目寿司の加藤秋太郎は、オタモイ海岸の断崖絶壁に龍宮閣を建て、遊園地をつくり、娯楽と憩いの場を市民に提供しました。龍宮閣は清水寺のように崖地に建つ懸造りにして海へせり出し、絶景を楽しむ料亭でした。現地を調査した結果、平地の幅はわずか4㍍、水面からの高さは33㍍ありました。建築工事は昭和8(1933)年春から始まり昭和9(1934)年夏に完成しました。夢を実現した加藤秋太郎の龍宮閣ですが昭和27(1952)年5月9日に出火し、15㍍の海風にあおられ5時30分に焼失してしまいました。

小樽観光タクシー

2015-10-09 14:51:59 | 日記
北の誉酒泉館、野口吉次郎、喜一郎、安政3年(1856)石川県河北郡花園村二日市に生まれ、7歳から養子先を4回も変わり、28歳に金沢の野口家の養子になり、野口吉次郎と名を変えます。明治9(1876)年に北海道に渡り入舟町で古着の行商を始め、間もなく石橋商店の杜氏となり、明治23(1890)年に主家石橋の「マルヨ」ののれん分けで店を構え独立しました。3年後には札幌北の誉の始祖で弟の長次郎、旭川北の誉の始祖で同郷の岡田市松と重次郎が手伝いに入ってきます。明治34(1901)年には酒造を開始し、明治35(1902)年には奥沢に酒造所を建て、明治36(1903)年に「北の誉」の商標登録をしました。北の誉酒造は現在「酒泉館」として試飲の出来る研修施設を設置しています。喜一郎は吉次郎が石橋商店で杜氏をしていた明治20(1887)年に生まれました。潮見台の丘の上の「和光荘」は「北の誉は野口の誉」ともてはやされた喜一郎設計の大正建築。「大正11(1922)年建築、木造4階建一部鉄筋コンクリート造り、天皇皇后両陛下が昭和29(1954)年8月にご来道の際、小樽での宿所となった由緒ある建物である」という看板が立っています。残念ながら北の誉酒泉館は10月31日で閉館となってしまいます。