あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

李 香蘭

2009-10-01 22:19:15 | 日記
最近、夜になると、我家の周りでは、とても騒がしくなります・・・鈴虫、コオロギ、なんでしょうか、虫の声がすごいんですよね・・・秋だなあ~・・って思いますけど、鈴虫の声を聞いていて・・・どういう訳か、「 鈴虫って、本当に鈴が鳴ってるみたいな音なんだなあ~ 」 って思っていた時に、 「 そうだ、音の出るタテイングって面白いんじゃない!? 」 って思っちゃったんです・・・

「 はあ? 」 って思った方がいたら、嬉しいです。だって、そういう事考えたことないって事でしょ・・・

たまたま、昨日、ラッピングパールを作ったばかりなので、すぐに 「 点と点が繋がって 」 パールの代わりに、「 鈴 」 を閉じ込めちゃいました。


画像の中に見えるちょっと光沢のある丸い物、真っ赤な鈴なんですよね・・「 赤胴鈴ノ介 」 ( ・・さすがにこれ、知ってる人いますかね・・大昔の少年マンガの主人公なんですけど・・・話題がそれちゃいました・・ )・・・ですから動かすたびに鈴の音がするって言う訳です・・・


新しい、オリジナルを作ろうと思って、「 ムーランルージュ 」 は初めに、図を描いて、網目、ピコの数とか決めて、作ったんですが、今回は、逆に、まず、思いつくまま、作りながらそれを図に落としこんでいく・・ってやり方で考えています。

今回のオリジナル作品の名前、まだ、仮の名前ですけど、「 李香蘭 ( り こうらん ) 」 です。

名前の由来ですか? 「 ムーランルージュ 」 にしろ、以前アップした 「 オンディーヌ 」 にしろ、直観的に浮かんだ名前です。 どんな作品が出来るか楽しみにしていて下さいね・・・

「 李 香蘭 」 の歌声は、戦時中の混乱期、人々に夢を与えた声だと、文献で呼んだ事があります。( さずがの私も、リアルアイムの時代ではありません・・) ですから、この作品の音が、人々の心に 心地よい音色に聞こえてくれたらいいなあ~・・・って、そんな気持ちから、付けた名前です。


一応、作ろうとしている物は、「 花 」 なんですけど、今までは、花弁を作って、最後に、中心にビーズとかパールで、留めて、仕上げていたんですけど、今回は、逆に、まず、中心の部分を作って、それから花弁を付けていこうかなあ、って、作り始めてるんですよね・・・

ですから、画像の物は、花の中心部分です。  花弁は、今までで、5回作って、気に入らなくて、また新しいタイプを作っているんですよ・・・

すべて、手順を逆にしてやってみようかな・・って、あまのじゃくの私の性格の部分が、動きだしちゃって、失敗している事を、おもしろがっています。

画像の物でも、リングがきつくて鈴が糸とくっついていい音にならないからって、3回作り直しているんですよね・・・図面無しに、イメージだけで作ると、こういう事は当たり前なので、慣れちゃいますけどね・・・それが面白いんですよ・・ネ!


痛んでいる本

2009-10-01 06:24:52 | 日記
「 TATTING PATTERNS 」 という本を手に入れました。
表紙の写真が気になって、手に入れた古本なんですけど、古本としては本の傷みが多く、ちょっとびっくりしました。

中を広げてみて、またびっくり、・・・ 「 繊細で優雅な 」 という雰囲気の作品ではなく、「 挑戦的で荒々しく 」 とでもいいましょうか、決して雑に作ってるとい言うのではなく、丁寧に作られ、またデザインもいいのですが、さすがUSA 、生活感と言うのでしょうか、同じ、古典ではありながら、作品が醸し出す表情は、カウボーイや馬や幌馬車といった匂いが感じられて、結構気に入りました。

本の痛みがひどいと思っていましたけど、考えてみれば、保管状態が悪いというより、繰り返し何度も開いて、使用した結果、痛んだんだという事に気が付いて、ちょっといい気分・・

これまで、手に入れた本とは解説というか、製作説明も、英語なので、ちょっとだけですが判りますし、なかなかどうして、ジュリア E サンダースさんという作者、男性的な女性かも・・・すごくいいんですよね・・私的にはね・・・

でも、こうした洋書を見ながら作るって言うのは、やはりまだまだ難しいですね・・・目数の解説と、完成写真だけで、よく作れるものだと思いますよね・・まだまだ、編み図のような形で掲載して頂かないと、簡単に作るという訳にはいきません・・・

まあ、日本人向けに作られた本じゃないので、ものすごい数のアルファベットの文字列を解読すれば、すぐに解るのかもしれませんけどね・・・・

「 英語力 」 はこんな所にも必要性が出てくるんですね・・・・外人と接する機会なんか無いだろうと思って、真面目に学生時代英語の勉強しなかった結果が、こんな所にも出ています・・・・ あ~・・・