あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

香袋

2009-10-19 22:39:00 | 日記
「 毛糸編み来世も夫にかく編まむ 」 山口 波津女 ( やまぐち はつじょ ) の句をご存じでしょうか。

「 生きている間は 言うまでもなく、来世でも変わらず同じ貴方の為に 私は毛糸編みをいたしましょう 」 という内容で、波津女が、夫である山口誓子(やまぐち せいし )に対して作った 句だという事です。

山口誓子といえば、「ホトトギス」を作った方だと思いますが、明治の女性なればこそ、淡々とした句のなかに、変わらぬ愛情が込められていますよね・・・

ひたむきに人を愛すると言う事が、今の時代も大切なことである事は、変わりの無い事ですよね・・・・

こんな美しい、愛の世界とは、あんまり関係ありませんけど、・・・

前に、ちっちゃな まん丸お団子みたいな、「 ポプリ 」 を詰め込んだ物を作った時に、家内が、 「 女って、こういう、ちっちゃくて、ほんのり香るものって、な~んか好きなのよね・・・ 」 っと、心地良さそうな声で、言ってたんですよね・・・

( ・・・そういうもんかねえ~・・・私がたまに、大好きな ポーチュガルのオーデコロン付けると、「 ・・貴方、何か付けたでしょ! 臭いわよ! あたし香いに敏感なの知ってるでしょ! 嫌ね・・ 」 とか言うくせに・・ ) って思いながらも、口には出さずに聞いて居ましたけど・・・言うと喧嘩になっちゃいますからね・・・

まあ、それは別として、大量にポプリを買い込んでしまっていたので、画像のような、今度は正方形の物を作ってみました。

画像だと、ちょっと判りにくいんですけど、タテイングのところどころに、3mmのスワロを入れてあるんですよね・・クリスタルオーロラなので、「 キラッ! 」 っていうちょっとした輝きが気に入ってるんですけどね・・

コットンとチュールで正方形の袋を作って詰め込んであるんですけど、正方形の形って、ポプリを詰めるのが結構大変なんですよね・・・角に上手く入らなくて、だから、円形で作る方が多いんだろうなあ・・って作ってみて実感しました。

入れる口部分を小さくしちゃったんで、なかなかポプリが入らないし、入っても角の所は、カギ針でつついたもんだから、先がチュールに引っかかっちゃうし、幼児がポテトチップスを食べる時に、テーブル周りに食べ散らかすみたいに、作業してる机の周りに、ポプリの破片が散らかって・・後片付けの方が大変でした・・・