静岡市内には ライオンズクラブが 15クラブ あるんですけど、 私が所属している クラブと、合同で 5つのライオンズクラブが 一緒に主催して 「 音楽 の タネ 」 という 音楽会を 開催しました。
もちろん、静岡市 ・ そして 静岡市教育委員会も後援していただいている 音楽会です。
青少年健全育成 と 東日本被災者支援を 目的として 資金を集め、 市内の中学生 約2,000人を 無料でご招待し、募金で集めた技損金を 被災者支援へと 寄付する音楽会です。
青少年を始めとする 人々の心に 音楽の タネを 播きましょう ・・・ やがて それが 人々の心に 大きな花を咲かせるように ・・・ という 心をこめて 付けられた タイトルです・
被災により 尊い命を失われた方々への 黙とうの 後、静岡市長の 挨拶と共に 「 東北頑張れ! 」 の 掛け声と共に 幕を開け、和太鼓 を 舞台芸術として追及している 活動の場を 国内外として展開している 「 ようそろ 」 を始め、 NHKの音楽番組や 海外公演を 行っている 篠笛 ( しのぶえ ) ・ 能管 ( のうかん ) の奏者で 邦楽囃子藤舎流 笛方 の 藤舎理生 ( とうしゃ りを ) さんや、日本琵琶楽コンクール1位、 文部大臣賞受賞した 坂田美子 さんの 薩摩琵琶、 その他、 静岡出身の ヴァイオリン奏者 長尾 春花 さんや、 静岡市内を中心に 演奏活動している 室内管弦楽団 コレギウム ・ ムジクム静岡 の メンバーの方々など、盛りだくさんの 演奏会でした。
薩摩琵琶奏者の 坂田美子 さんは、 以前 「 お月見の会 」 にも来て頂きましたけど、 NHK総合テレビ 「 新日本紀行ふたたび 」 のテーマ曲 ( 冨田 勲作曲 ) の 作詞と歌も 担当されてる方で、 薩摩琵琶の弾き語りによる 「 祇園精舎 」 と 「 敦盛 」 を 朗々と歌い上げ、 これは 私も お月見の会 で 聴いていますので 耳に馴染んでおりますが、 藤舎理生 さん の 笛は 素晴らしい・・・
なんと 雅な世界でしょうか ・・・・ 笛の 古典的技法を 使って作曲したと言う、 「 清流に遊ぶ 」 は 川の流れを表現し、 篠笛 から 能管、そして 篠笛 と 曲の中で 笛を変えながらの演奏は 私が今まで聴いた 笛の音 とは 違った趣の素晴らしいものでした。
和太鼓も 鬼太鼓座 ( おんでこざ ) ともまた違った 印象で 横笛奏者 の 山田路子さん との コラボもなかなか 良かったです。
古典を大事にしつつ、その音楽を 現代に 生かそうとしている人達の 姿は、 共感するものを 感じました。
久しぶりに 優雅で 雅な 時間を過ごしました。