先日 大型書店に立ち寄ったところ、書店の隅の方で、「 中原 淳一 の 世界 」 と銘打ったコーナーがあって、ふと 足を留めて 観入ってしまいました。 昭和20年代 に活躍した 人形作家 であり 挿し絵画家、ファションデザイナーとして たぐいまれな才能を発揮された方ですが、最近 あまり 注目を浴びる事が無かったようにおもいますが、特集コーナーで、雑誌や、塗り絵などが 並んでいたのには なにか 理由があったのでしょうか・・ 画像にアップした本のページ は こうした 挿し絵をみれば、思い出される方も お出でかもしれないと、アップしてみました・・ この本は 「 中原淳一 の 人形 」 という かなり 大型の本で、以前 私が 英国手づくり人形を 作っていた頃、探しに探して、参考に買い求めた本で、中原淳一の人形を 詳しく説明し、手書きのような 作り方から 詳しい説明まで書かれているんですよね・・ 更に、中原淳一の 人形の 実物大の型紙まで 付録で付いていて、昔は こうして 作り方の本を観ながら 愛する娘の為に 遊ぶための お人形を 家庭の中で 作っていたんだろうな と言う事が 良く解ります・・・ 最近の人形とは かなり違うものではありますけど、こうした 日本の 大切な物というか、 「 作って行く 心 」 は 守り伝えて行くべき事じゃないかと、思っています・・・