焦らず 慌てず 諦めず 行けるとこまでNO2

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第23回 ロードレース大会

2012-10-11 23:27:24 | 日記
標題の大会に招待されていってきました。
心配した天候もなんとか持って、少し風はありましたがロードレース日和でした。

昔マキノの中学校に通算15年間勤めていました。
30才から6年お世話になり
そのあと参年、マキノと今津の社会教育で3年間仕事をして
40才からまた7年間マキノ中学校に勤務させて頂きました。
(つまりほとんど、マキノだということ)

ちょうどその社会教育の仕事を終えて学校に復帰した時に
この大会を考案し、スタートさせました。



 (1㎞の表示、この裏側に9㎞の表示あり。ここまで帰ってこれたら、後はダッシュです)

昔は走ることは短い距離も長い距離も得意ではなかったのですが
学校を離れた3年間にトライアスロンや市民マラソンにはまって、
のんびりと長い距離を走ることを覚えました。

それまで学校では男子5キロ、女子3キロでマラソン大会を実施していました。
どうもこれでは、速い子はいいけれども速くない子は
えらいだけの印象で大会が終わってしまう。
何かいい方法は・・?考えました。

ちょうど学校の近くに知内川が流れ、その川沿いにサイクリングロードが設置されています。
 (第一ブロックの駅伝大会場でもありました。)
市民レースがたいがい10㎞が主流。
10㎞なら遅い子も速い子も、十分満足して走り終えることが出来る、と考えました。
同時にサイクリングロードの直線折り返しコース。
 (なかなかこんなコースは取れません。環境に恵まれています)
一番も最後尾の生徒も、必ずどこかで全員と対面するところがある。
お互いに声をかけ、ハイタッチしながら声援を送ることが出来る。
マキノ中ならではの取り組みとなりました。


 (行く人、戻る人、全員がこのように離合して声援を送り合います。
トップ二人の力走です。)

これで走り慣れておけば、社会人になっても軽い気持でレースに出られる。
走ることは安くて健康的な、これからの運動。
この体験を積ませれば生涯スポーツにも繋がる。

(現役の時はあんまり閃くタイプではありませんでしたがこのロードレース大会だけは
我ながら、良く思いついたと自分を誉めています。 子ども達は嫌がっていたでしょうが・・)

始めた時にはもっと総合的に考えて、
クラス毎に模造紙を2枚配布し、各クラスの応援大ポスターを作成。
道筋に張り出しました。
走りながら、各クラスがどんな応援メッセージやキャラクターを描いているのかも
レースの楽しみの一つでした。(途中でやめましたが・・)
また、レース前とレース後に川柳を書かせて、玄関前に全員張りだし
PTAの広報部さんで審査をして頂いて表彰することもやりました。

いっぱしの総合学習だったと思います。

あれから23回も良く続いたものです。
びわ湖放送の学校紹介でも放送されました。

生徒にとってはきつい行事ですが、なにかを残せる取り組みだと今でも自負しています。

まぁ、最初に提案した時の職員会議はかなり反論がありました。
私のごり押しで始めてしまいましたが、これだけ続くとやっぱり嬉しいですね。

ということで今日は開始式で一言挨拶させていただき、
すぐにウォーキングへ。
折り返し手前でトップに抜かれ、
これはゴールが遅くなると思って、折り返しからはジョギングに変更。
往路が40分と少し、復路は30分くらいだと思います。
疲れました。
でも良い時間が持てました。
マキノ中の生徒諸君は素朴で好印象でした。
追い越す度に「頑張って下さい」と声かけをして励ましてくれました。
  (ずいぶん禿げ増した気がします。)
充実の半日でした。

夜は懸命にアイシング。
来年も頑張ろうかな?〈/font>