平安時代から続くふるさとの伝統行事「堂餅つぁん」(雲南市三刀屋町多久和 寿福寺)が古式にのって賑やかに行われました。 平年は略式にし 今年は5年に1度の古式にのった「堂餅落とし」でした。 各地区2名の世話人(計38名)が朝から堂餅の準備をし、10時半本堂から観音堂へ行列し、 堂餅を梁に吊り上げます。 読経の後 先達の打つ半鐘を合図に上、下の2組に別れ堂餅落としが始まります。 日本刀で切り落とす若者、阻止する番人。 相手方のもちをいち早く奪った方に「福」が来るとの言い伝えがあります。 大数珠回し、淨焚会(不用になった仏具等のお焚き上げ)が行われ 行事を終えます。 餅は切って 多久和地区全戸(170戸)に配られ、 それぞれの家でいただきます。 テレビ・新聞記者の対応に追われ、 情報発信の一日でした。 全てを無事終わって直会に戴きました。