「それから以後どうだい・・・」
「どうのこうのって、色々まぁ話すがね・・・」
で始まる、松田優作主演の名作「それから」であります・・。
原作は、ご存知夏目漱石の同名小説。
「三四郎」「それから」「門」の夏目漱石恋愛三部作の一つであります・・。
舞台は明治時代後期の東京・・。
帝大を卒業後も、仕事をせず、さりとて生活に困りはせず「高等遊民」などと呼ばれている主人公、長井代助(松田優作)であった。
代助はもう三十歳になるのに、嫁をもらおうとしなかった。
それは、もはや帝大時代の友人、平岡(小林薫)の細君になってしまった、三千代(藤谷美和子)を忘れることが出来ないのであった・・・。
そんな平岡と三千代が、転勤先を引きあげ、東京へ戻って来ることになった・・。
三千代もまた、心の中では、長井のことを慕っているのであった・・。
代助はしばしば、三千代に会いに行くようになっていく・・・。
いや~いいっすね~!!
この映画の魅力の一つに、セリフの言い回しがある。脚本の筒井ともみさんが考えたのだと思うが、すべて文語体なのである。
これが、観る者にえもいわれぬ新鮮な感覚を覚えさせる!!
「それでいて一等国を以って任じている・・・それは食うために働くからでしょう・・それではいい仕事は出来ない・・。」
といった具合だ。なにかワタクシも言葉が硬くなってきた・・・。
音楽がいい!!ピアノを中心とした短調のゆったりとした曲・・・。
冒頭の藤谷美和子のアップにこのメロディが重なると、
あぁ・・・「それから」だなぁ・・と懐かしくなる・・。
さらに特筆すべきは、CGのなかったこの時代に(1985年の作品)
よくこれほどの明治の情緒を醸しだしたなぁということである・・!!
森田芳光監督及びこの映画に関わった全ての方々に敬意を表しますm(__)m。
原作 夏目漱石
脚本 筒井ともみ
監督 森田芳光
出演 松田優作
藤谷美和子
小林 薫
笠 智衆
中村嘉葎雄
草笛光子
風間杜夫
羽賀健二
森尾由美 他
「どうのこうのって、色々まぁ話すがね・・・」
で始まる、松田優作主演の名作「それから」であります・・。
原作は、ご存知夏目漱石の同名小説。
「三四郎」「それから」「門」の夏目漱石恋愛三部作の一つであります・・。
舞台は明治時代後期の東京・・。
帝大を卒業後も、仕事をせず、さりとて生活に困りはせず「高等遊民」などと呼ばれている主人公、長井代助(松田優作)であった。
代助はもう三十歳になるのに、嫁をもらおうとしなかった。
それは、もはや帝大時代の友人、平岡(小林薫)の細君になってしまった、三千代(藤谷美和子)を忘れることが出来ないのであった・・・。
そんな平岡と三千代が、転勤先を引きあげ、東京へ戻って来ることになった・・。
三千代もまた、心の中では、長井のことを慕っているのであった・・。
代助はしばしば、三千代に会いに行くようになっていく・・・。
いや~いいっすね~!!
この映画の魅力の一つに、セリフの言い回しがある。脚本の筒井ともみさんが考えたのだと思うが、すべて文語体なのである。
これが、観る者にえもいわれぬ新鮮な感覚を覚えさせる!!
「それでいて一等国を以って任じている・・・それは食うために働くからでしょう・・それではいい仕事は出来ない・・。」
といった具合だ。なにかワタクシも言葉が硬くなってきた・・・。
音楽がいい!!ピアノを中心とした短調のゆったりとした曲・・・。
冒頭の藤谷美和子のアップにこのメロディが重なると、
あぁ・・・「それから」だなぁ・・と懐かしくなる・・。
さらに特筆すべきは、CGのなかったこの時代に(1985年の作品)
よくこれほどの明治の情緒を醸しだしたなぁということである・・!!
森田芳光監督及びこの映画に関わった全ての方々に敬意を表しますm(__)m。
原作 夏目漱石
脚本 筒井ともみ
監督 森田芳光
出演 松田優作
藤谷美和子
小林 薫
笠 智衆
中村嘉葎雄
草笛光子
風間杜夫
羽賀健二
森尾由美 他