ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「愛を読むひと」

2012-08-24 20:24:45 | Weblog
                                「愛を読むひと」
DVD。

ネタバレあります・・。

第二次大戦後の西ドイツが舞台。

ひょんなことで知り合った15才の青年・マイケル(デヴィッド・クロス)と齢上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)の恋は、いつしか、ベッドでの本の読み聞かせが習慣となった・・。

読むのはいつもマイケル。
ハンナは耳を澄まして聴き入っていた・・。

そんな二人の燃え上がるような恋も、1958年の夏とともに去ってゆき、ハンナはどこかへ去って行ってしまった・・。

8年後、法学生となったマイケルは、ナチスの戦犯を裁く裁判を傍聴していた時、ハンナが収容所の看守として犯した罪を裁かれているのを偶然見つける。

その法廷でハンナは、自分の“ある秘密”を知られたくないが故に、やっていない罪を被らざるを得なかった・・。

傍聴席にいるマイケルは8年前のハンナとの想い出がフラッシュバックしてきた・・。

その、“ある秘密”がマイケルには解った。

それを知られることのハンナの“羞恥の心”が、マイケルだけには解ったのである・・。


「愛を読むひと」という題名に気おくれしてか(ラブ・ロマンスは余り得意じゃないもので(汗)今まで観なかったのですが、某氏の薦めもあって、観てみましたら、イイ映画じゃあないですか(^^♪

前述の“ある秘密”が、'58年から'66年、そして'76年からのマイケル(レイフ・ファインズ)とハンナの書簡のやりとりまでのエピソードを上手くつないでおります・・。

そのマイケルとハンナの書簡のやりとりはまさに「愛を読むひと」とは名タイトルだなぁと思いましたな(原題はThe Reader)

裁判のシーンから刑務所のくだりのケイト・ウィンスレットの演技は素晴らしいです。
アカデミー主演女優賞を獲ったのもうなずけます。

しかし、'58年といえば第二次大戦後まだ13年しか経っていない(昭和でいうと、33年ですな)のに、誕生パーティーとか・・・復興が早かったんでしょうかね・・・(まぁ、いちがいには言えないか・・)。



ひきばっち的満足度★★★★



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