「あん」
映画公開時に新宿の映画館で観て、先日Amazonの配信でもう一度観ました。
ちょい、あらすじ・・・
千太郎(永瀬正敏)は、どら焼き屋「どら春」の店主。といってもほかに使用人はいない。一人でどら焼きを焼いている。
特に甘党という訳でもなく、どちらかといえばお酒好きである彼は、ある事情で、この店の店主になった。
とある日、ひとりの年配の女性が店にやって来る。吉井徳江と名乗るその女性(樹木希林)は、アルバイト募集のはり紙を見て、ここで働きたい旨を伝えて、自分で作ったという粒あんを置いて帰る。
千太郎は一度はゴミ箱に入れ物ごと放り込むが、ふと思い直して、その粒あんを口にしてみた。
驚きだった。
いま、この店で入れているあんとは別格。
千太郎はその絶妙の粒あんを置いて帰った徳江に、どら春で粒あんを作ってもらうことに決める。。。
人は多かれ少なかれ、それぞれ、他の人には言えない事情をかかえて生きているものだろう。
この映画に描かれる徳江や千太郎も。
物語後半で、徳江が語る、「自分に非がないつもりで生きていても、世間の無理解に押しつぶされてしまうことがある」という言葉が胸を突く。
この作品は、重いテーマを扱いながらも、千太郎と徳江の店でのやり取りは、時として軽妙で、観ている方も心和むシーンがいくつもある。
どら春のお客さんのひとりで、カナリアを飼っている中学生ワカナ(内田伽羅)というキャラクターも、透明感があって不思議な魅力だ。
あと、浅田美代子が、どら春の先代の奥さん役で出てくるが、「赤い文化住宅の初子」でもそうだったが、大変な役を演じきっていることも記憶に留めたい。
折に触れ、また観てみようと思っている映画です。
ヒッキー的満足度★★★★☆
つらい腰痛・肩こり・頭痛など、スタッフが全力でサポートします。
癒しの森整体院
丸ノ内線 新中野駅 徒歩3分
映画公開時に新宿の映画館で観て、先日Amazonの配信でもう一度観ました。
ちょい、あらすじ・・・
千太郎(永瀬正敏)は、どら焼き屋「どら春」の店主。といってもほかに使用人はいない。一人でどら焼きを焼いている。
特に甘党という訳でもなく、どちらかといえばお酒好きである彼は、ある事情で、この店の店主になった。
とある日、ひとりの年配の女性が店にやって来る。吉井徳江と名乗るその女性(樹木希林)は、アルバイト募集のはり紙を見て、ここで働きたい旨を伝えて、自分で作ったという粒あんを置いて帰る。
千太郎は一度はゴミ箱に入れ物ごと放り込むが、ふと思い直して、その粒あんを口にしてみた。
驚きだった。
いま、この店で入れているあんとは別格。
千太郎はその絶妙の粒あんを置いて帰った徳江に、どら春で粒あんを作ってもらうことに決める。。。
人は多かれ少なかれ、それぞれ、他の人には言えない事情をかかえて生きているものだろう。
この映画に描かれる徳江や千太郎も。
物語後半で、徳江が語る、「自分に非がないつもりで生きていても、世間の無理解に押しつぶされてしまうことがある」という言葉が胸を突く。
この作品は、重いテーマを扱いながらも、千太郎と徳江の店でのやり取りは、時として軽妙で、観ている方も心和むシーンがいくつもある。
どら春のお客さんのひとりで、カナリアを飼っている中学生ワカナ(内田伽羅)というキャラクターも、透明感があって不思議な魅力だ。
あと、浅田美代子が、どら春の先代の奥さん役で出てくるが、「赤い文化住宅の初子」でもそうだったが、大変な役を演じきっていることも記憶に留めたい。
折に触れ、また観てみようと思っている映画です。
ヒッキー的満足度★★★★☆
つらい腰痛・肩こり・頭痛など、スタッフが全力でサポートします。
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