「蜜蜂と遠雷」
ユナイテッドシネマとしまえんにて。
約5年ぶりの投稿となりました(≧◇≦)
本作を観ようと思ったのは、恩田陸の原作を読んで、「これは映画化する時、どうするんだろう??」と思っていたら、「映画化決定!」となり、興味津々となっていたことと、恩田陸さんの作品に、私の好きな多部未華子さんが出演していた「夜のピクニック」を観て以来、何冊か小説を読む機会があり、恩田ワールドのファンになっているこのごろだったので、映画館へ行ってみました。
ネタバレあります。
この原作を読み終えるの、正直とても時間がかかりました((+_+))クラシック音楽の専門用語や曲の名前?作曲者の名前、コンテスタントたちのパフォーマンスを形容する文章など、普段クラシック音楽を聴かない私には、キャパオーバーで大変でした。
苦労して原作読み終えたから、映画化されたら絶対観に行こう!と決めていました。
映画を観て、まず思ったのは、「奏」というキャラクターが出てこない、でした。主人公の一人である栄伝亜夜の親友です。まぁ、あれだけの情報量の映画化なので、どこかが省略されるのは、仕方なし。。という感じで、ちょっと残念でした。
栄伝亜夜はかつて子供の頃「天才ピアニスト」として、母親と二人でリサイタルを各地で行っているのですが、突然母親が亡くなってしまいます。母亡き後、ピアノを弾く意味が判らなくなった亜夜は、あるリサイタルの会場のピアノの前で、曲を弾かずに、舞台袖に戻ってしまいます。いわゆるドタキャンです。それ以来十数年程の間、亜夜はクラシック音楽の世界には存在しませんでした。
その栄伝亜夜(松岡茉優)が、第六回芳ヶ江国際ピアノコンクールに帰って来ます。。
そしてそのコンクールに年令制限ギリギリで挑戦してくる高嶋明石(松坂桃李)
養蜂家の父との移動生活をしていて、偉大なる亡きユウジ・フォン=ホフマンからの推薦状を持った風雲児、風間塵(鈴鹿央士)
亜夜の幼いころのピアノを一緒に弾いたアメリカからのピアニスト、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)
この四人を中心に繰り広げられる、コンクール第一次予選、第二次予選、第三次予選、そして本選、の観ているこちらが圧倒されるようなパフォーマンスの数々は、思わず目が点に(・o・)
クラシック音楽は正直言ってどれが上手くて、どれがよくないとか全然わからないのですが、エンターテインメント的に見ても、この四人の演奏けっこう鳥肌ものかも(特に風間塵のプレイ!)
審査員の一人、嵯峨三枝子を演じた斉藤由貴は意外なキャスティングでしたが、彼女がタバコを吸うシーンがリアリティあって、スモーカーの私も思わずタバコを吸いたくなりました(苦笑)
個人的には、栄伝亜夜は松岡茉優う~んどうかなぁって感じでしたが、人は好きずき、丸井は月々(?)なので。。。
異空間にいるような、楽しい2時間でした。。。
ひきばっち的満足度★★★☆
つらい腰痛・肩こり・頭痛など、スタッフが全力でサポートします。
癒しの森整体院
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