お久しぶりです…。
午前中は雨だったけど、ようやく日が差し始めましたね。
これから急いで準備して、雨にぬれた森の空気でも吸って来ようかな…。
と、前置きはさておき、最近読んだ2冊をご紹介します。
1.「虹色にランドスケープ」
リストラで仕事を失い、妻、幼い子供二人…。このあとどうやって生きるべきか?
おまけにマイホームのローンもある…。思い悩んだ末が、「バイクで事故に見せかけた自殺」という、衝撃的な書き出しで始まる。向かった先は北海道。
たぶん、年齢的に物語の人物と私も近いハズ。そんな目線で読み始めた。
章ごとに主人公が変わる展開。だけど、よく読んでみると、全部の話が、回りまわってある1点につながる。
冒頭の主人公の終末…。
それぞれの章で、主人公がいろいろな悩み、問題を抱える境遇を持ち、必死に生きている。
フィクションかもしれないけど、その生き様が、陳腐な言葉で恐縮だけど「面白い」。
「虹色にランドスケープ」
著者:熊谷達也
文春文庫(295ページ) ¥581(税抜き)
2.「千マイルブルース」
こちらは、ノンフィクションのツーリング物語。コラムでなく、「物語」と言いたいのは、作者が旅先で出会うドラマが実に面白い。
※物語と言うと作り物っぽく感じてしまうが、決してそうではありませんよ。。
僕もソロツーリングが好きで、ひとりでキャンプなどにも出かけるけど、「何」
を求めて走っていたのか? もしかしたら、この作者が出会ったようなドラマを
求めていたのかも知れない…。
もちろん、気の会う仲間などで旅をしても、それはそれで楽しい思い出ができる。
だけど、もしかすると範囲が決まってしまう気がする…。
余談はさておき、この物語。時に涙がこらえられなくなることもある。
作者が旅先で出会う人たちは、「何か」を抱えてバイクで走り出す人々が多いようだ。
読み終えて、実にタイトルと中身がぴったり合っている…。と、納得させられた1冊。
「千マイルブルース」
著者:山田深夜
幻冬舎文庫(398ページ) ¥648 税抜き)
午前中は雨だったけど、ようやく日が差し始めましたね。
これから急いで準備して、雨にぬれた森の空気でも吸って来ようかな…。
と、前置きはさておき、最近読んだ2冊をご紹介します。
1.「虹色にランドスケープ」
リストラで仕事を失い、妻、幼い子供二人…。このあとどうやって生きるべきか?
おまけにマイホームのローンもある…。思い悩んだ末が、「バイクで事故に見せかけた自殺」という、衝撃的な書き出しで始まる。向かった先は北海道。
たぶん、年齢的に物語の人物と私も近いハズ。そんな目線で読み始めた。
章ごとに主人公が変わる展開。だけど、よく読んでみると、全部の話が、回りまわってある1点につながる。
冒頭の主人公の終末…。
それぞれの章で、主人公がいろいろな悩み、問題を抱える境遇を持ち、必死に生きている。
フィクションかもしれないけど、その生き様が、陳腐な言葉で恐縮だけど「面白い」。
「虹色にランドスケープ」
著者:熊谷達也
文春文庫(295ページ) ¥581(税抜き)
2.「千マイルブルース」
こちらは、ノンフィクションのツーリング物語。コラムでなく、「物語」と言いたいのは、作者が旅先で出会うドラマが実に面白い。
※物語と言うと作り物っぽく感じてしまうが、決してそうではありませんよ。。
僕もソロツーリングが好きで、ひとりでキャンプなどにも出かけるけど、「何」
を求めて走っていたのか? もしかしたら、この作者が出会ったようなドラマを
求めていたのかも知れない…。
もちろん、気の会う仲間などで旅をしても、それはそれで楽しい思い出ができる。
だけど、もしかすると範囲が決まってしまう気がする…。
余談はさておき、この物語。時に涙がこらえられなくなることもある。
作者が旅先で出会う人たちは、「何か」を抱えてバイクで走り出す人々が多いようだ。
読み終えて、実にタイトルと中身がぴったり合っている…。と、納得させられた1冊。
「千マイルブルース」
著者:山田深夜
幻冬舎文庫(398ページ) ¥648 税抜き)