バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

夏休み キャンプツーリング~2日目「桧枝岐入り」~

2013年09月01日 | XR250
“暦の上ではseptember”とは言え、関東地方は暑い日が続きますね…。

ツーリングキャンプ終了後、何故か本業が非常に忙しくなり、ブログが更新できずに早いもので3週間…。忘れないうちに書かなくては…。


というワケで、キャンプツーリング2日目。


林道仲間とは吹割の滝で別れ、ひとり奥会津の桧枝岐へバイクを向ける。まずは、日光方面へ。
普段涼しいハズの「日本ロマンチック街道」が、今日は灼熱。路面温度も高く、まるでタイヤが消しゴムのようにゴシゴシされているよう。


丸沼高原へ向かい次第に高度を上げてゆくと、250ccでは3日分の家財道具を満載した状態ではさすがにキツいか? いつもの軽快感はなく、「ごめんな。重くて…」と気遣いながら走る。


金精峠を越え、湯ノ湖で休憩。湯ノ湖周辺も灼熱! まさに、「湯」な感じ。日陰も暑く、逃げ場なし。地図を確認し、即出発。





戦場ヶ原の手前を左折、「奥鬼怒林道」。光徳牧場や、日光アストリアホテルへ進む道は、森の中を進むとても気持ちの良い道。久々に“涼”を感じた。高度を上げると、木々の隙間より見える奥日光の眺望がすばらしい!
※あまりの気持ちのよさに、写真を撮ることをすっかり忘れました…。


この道は山王峠(1738m)を超えて名前のとおり奥鬼怒へ続くが、日光側と奥鬼怒側では全く違う表情を見せる。日光側はよく整地された道。奥鬼怒側はワイルド。峠を境にずーっと下りる。そして奥日光のシンボル、男体山が後ろから見られる。車通り、極小。※林道と言えど、全面舗装。




川俣湖へ到着。周辺は観光施設少なく、ちょっと寂れた感じ。このあたりで昼食を取りたかったが、食事どころも見当たらない。
ちなみに、桧枝岐を目指すならば、「川俣桧枝岐林道」というダートの林道がある。すごく興味があるのだけど、何しろ3日分の荷物満載、そして万が一コケた場合のリスクを考え、超遠回りであるが西会津街道(R122)を目指す。



五十里湖。その昔、「いかりこ」と読めなかった…。スケールがデカい!

 





デカい川かと思ったら、湖の一部であったり、よく構造は分からないが、V字の谷のほとんどが水で満たされている感じ。つくづく日本は、水に恵まれた国なのだ…と思う。
そして、その地形を活かしてなのか? 水陸両用のバスがあるらしく、観光の目玉とのこと。

※これが水陸両用バスらしい…




西会津街道は車線も広く、走りやすい道(でも大型トラック多し。そしてかなり飛ばしている)。その先に続くR352も車線広く、快適。ここはR122と違い、交通量少なし。


R352(沼田街道)。この道は沼田へはつながっていないのに、何故か「沼田街道」という…。あらわすところは群馬の沼田市ではないのだろうか? それはさておき、この道は伊南川に沿って桧枝岐へ続く。水量豊富で、水も澄んでいる。道中、どこでも思わず写真に収めたくなるような風景が次々に現れる。


午後16:00、ようやく目的地の、桧枝岐「七入オートキャンプ場」到着。ここは福島側の尾瀬入山の玄関口で、人気が高いそう。それだけでなく、川のある風景(釣ができる)、広く、平坦なサイトでも人気。











ちなみに、食事の買出しは近くのスーパーが18:00で閉まるので、注意!




3日目は「大内宿」に行く予定。夕食を手早く取り、星空を肴にビールを飲む。最高の贅沢を、ご馳走様!