From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

関東大学女子リーグ2部第5節 慶應義塾大 vs 東京学芸大

2010-10-19 | 女子サッカー(観戦記)
第24回関東大学女子サッカーリーグ2部第5節
2010.10.17(Sun)15:30KO
会場:慶應義塾大学日吉グラウンド(横浜市港北区)
観衆:30人(目測)
慶應義塾大学1410-00東京学芸大学
4-0
得点者
11番
?番
20番
8番
20番
11番
11番
11番
20番
7番
7番
8番
11番
11番
時間
0分
1分
4分
11分
16分
25分
32分
33分
37分
44分
46分
54分
64分
73分
得点者



慶應側ギャラリー。人数は東伏見の「都の西北」大学とほぼ同数位。


試合前、部員の方から貰った今節のMDP。
裏はモノクロの選手顔写真入り紹介だった。

慶応義塾大・スタメン 4-4-2

   20   11

8           10

    7   18

15  4    5  17

      1

慶応義塾大 選手交代
65分 20 →  3
     4 →  2
74分 17 → 19
    10 → 23
81分 11 → 13

東京学芸大・スタメン 4-4-1

     9

8  7  14   5

2  4   6  20
   
     GK


こちらのエントリーで書いたとおり、17日の日中は08年度
横須賀シーガルズFC卒団のOG・中山選手の様子を見に、こっそりと
慶應・日吉(下田)グラウンドへ。彼女が慶應へ進学したのを知ったのは
つい最近になってから。ということで彼女を見るのは2年ぶりとなる。
慶應義塾女子ソッカー部は今年創部5年目の新しいチームであるが
彼女は既に1年次からエースストライカーとして点を取りまくっているとのこと。
W大の1つ上の先輩・O滝選手とはまた違うタイプのシーガルズでも珍しい生粋の
FW選手なので、多くて2,3点ゴールを見れれば上出来だろうと当初は思っていたけど
いざ始まってみたらこれほどまでとは(汗)



試合は開始30秒で、その中山選手がゴールラッシュの火蓋を切ると
メモも追いつかないくらいに1分50秒で2点目、4分に3点目、11分に
4点目と得点を重ねていく。相手のスタメンが10人で力の差もあったことも
差し引いても序盤で早々と勝負を決定付け、なおも容赦なくゴールを畳み掛ける
様は圧巻だった。なお学芸大さんは部員が11名きっかりなんだそうで・・・。

慶應のスタイルはキチンとビルドアップして繋ぐスタイル。
大学からサッカーを始めた選手も半分ほどいるが、常盤木やレッズJYL、
大和シルフィードなど強豪チーム出身選手を要所要所に揃え、バランスの
取れたメンバー構成になっている。
中山選手は司令塔兼ポスト兼ストライカーな感じでチームの大黒柱だった。
その他にもFW20番の選手はJFAアカデミー福島出身の1年生選手で
同アカデミーで英才教育を受けたためか「サッカーをよく知る」選手で
裏に抜け出す動きやシュートセンスが非常に優れた選手だった。

2トップだけでなく中盤以降の選手もボランチの7番、18番、豊富な運動量を
誇る左MF8番、主将で左SB15番、CB5番と前線からセンターラインに
かけて良い選手が揃っていたなと。GKは殆どボールに触る機会がなかったので
評価は保留ですが(汗)。強い相手との試合となるとどうなるかは
分からないけど、プレーにもどこかエレガントな雰囲気もあり、良い意味で
女子サッカーらしい非常に好感が持てるチームでした。


なお、中山選手の慶應での背番号は11番。前半で4点、後半2点で
計6得点を挙げたけど、決定的チャンスを外した回数も考えれば1人で
10点は取れたかも。
ギャラリーの年配客の方々は彼女を指して凄い選手だと一様に驚いていたけど
シーガルズ時代を知る者から見ればアレくらいは出来て当然でしょう。
でも以前と比べると視野が随分広くなったなあと思いますね。
ちなみに彼女が交代した後は攻めるけど決め切れない普通のチームに。
もっともその前に主力を4人交代していたこともありますが・・・。


結局試合は14-0で慶應の圧勝。相手選手の1人が終了直後に過呼吸の
発作を起されて処置を受けていましたが、その後回復できたか少し気がかり。

いやいや、それにしても前半で10点取るゲームを見るのは初めて見ました。
凄いものを見させていただきました。TextMatchReportも前半で9点以上記載
出来ない設定なので、アップ後こちらで微修正かける位だし(苦笑)

慶應の今年の目標は関東大学女子2部、都リーグ、両リーグ優勝であるとのこと。
都リーグの方は強豪・スフィーダ世田谷との対戦が鍵となるけれど大学リーグの方は
もうほぼ大丈夫でしょう。慶應義塾女子ソッカー部の今後の健闘とご活躍をお祈りします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 慶応義塾大学日吉グラウンド | トップ | 全社準決勝 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

女子サッカー(観戦記)」カテゴリの最新記事