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横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

第89回高校選手権静岡県大会2次L第1戦 加藤学園暁秀 vs 浜松開誠館

2010-10-17 | 静岡県東部&伊豆フットボール(観戦記)
第89回全国高校サッカー選手権大会静岡県大会2次リーグBブロック
2010.10.16(Sat)13:03KO(40分ハーフ)
会場:三島南二日町G(静岡県三島市)
観衆:300人(目測)
加藤学園暁秀高校11-03浜松開誠館高校
0-3
得点者
3番
時間
4分
56分
72分
73分
得点者

10番
9番
9番




加藤学園暁秀・スタメン 4-4-2

   12  11

6          7

   20  10

2   3   4  5

      1

加藤学園暁秀・選手交代
15分頃 5 → 15
41分  6 →  9
53分  7 → 14
74分 11 → 19



浜松開誠館・4-4-2

   16    9

22    15    20

      10

 3  25  14  17

       1

浜松開誠館・選手交代
44分 20 → 5

高円宮杯が終了して1週間。高校選手権都道府県大会も大詰めの季節がやってきた。
静岡県大会は2次リーグが開幕。すでにこの時点で16チームまで絞り込まれているが
ここからさらに8チームまでが決勝トーナメントに進むことができる。

この日は第2試合から会場入りしたため、選手権パンフは会場入り時点で既に
売り切れ。会場は300人以上は集まっており大盛況。
よって、今回は選手名は一部の選手を除き背番号のみの表記となります。ご容赦を。
これは立ち見かと思ってたけど先着してたレッドさんのご厚意によりスタンド内に
席を確保。レッドさん、ありがとうございます。


試合は開始4分に暁秀FKからのゴール前の密集を抜け出した3番が高い打点の
ヘッドを叩き込み暁秀が先制!!!画像は先制ゴールに歓喜の輪が出来た暁秀イレブン。
幸先よいスタートを切ることが出来たと思われたが・・・。

15分、暁秀は右サイドバックの5番が左足を痛め、早くも15番と交代。
どうもここの人工芝は選手にとっては堅いピッチのようで怪我をしやすいのかも
知れない。この5番交代以降、暁秀は開誠館の攻撃に対して受け身の
姿勢になってしまう。
20分、開誠館・左サイドハーフ22番がサイドから中へ強引にドリブル突破。
暁秀DFは4人抜き位されてしまいシュート(GK正面)まで持っていかれてしまう。

その後も終始、試合は開誠館ペース。開誠館は上述の22番、ボランチ10番の
飛び出しとFW9番の豊富な運動量と元気が良い。特に9番は左右どちらにでも
顔を出しクロスやシュートを放つなど攻撃の中心選手のようであった。
残念ながら暁秀は彼ら開誠館攻撃陣を自陣深い位置で跳ね返すのが精一杯。
1-0暁秀リードで前半を終えるも、優位に立っているのは開誠館。
2点目を入れなければ暁秀は安心できないというムードで少々不安な折り返し。

後半、暁秀は6番に変わり9番を投入。9番がFWの位置に11番が
左サイドハーフの位置に入る。
44分、開誠館も20番が暁秀選手との接触により負傷交代。
47分、開誠館5番のヘッド、49分、22番のミドルは枠外と開誠館の攻勢が続く。
50分~51分の間、暁秀はFKなどのセットプレーの連続で活路を開くもゴールならず。
お返しとばかりに開誠館はカウンターから10番の枠外シュート、10番~15番と
繋ぎシュートで終わり、あわやという場面も。

56分、それまで暁秀が手を焼いていた開誠館10番が右サイドからグラウンダーの
ミドルシュート。これが暁秀ゴールに吸い込まれ1-1同点とされてしまう。
その後も開誠館は押せ押せムードで攻撃を仕掛ける。
この間、暁秀で目立ったチャンスは65分・2番のアーリークロスから11番の
GK正面を突くシュート位。
70分、暁秀の複数回のセットプレーは不発。暁秀は流れの中からの速攻が出来ず
サイドでボールが手詰まりになるシーンが多い。右サイド(開誠館の左サイド裏)に
スペースがあり、そこを深くえぐることが出来ればと思ったが、焦って速く低い
クロスの連続が続き相手にパターンを読まれているように見えた。

72分、それまで前目のポジションなら前後左右自由に動き回っていた開誠館9番が
バイタルエリア中央のやや遠目の位置からミドルシュート。ボールは左に弧を描き
暁秀ゴール左隅へ。開誠館が逆転に成功する。1-2。
その1分後、暁秀DFの隙を突き、再び開誠館9番が右サイドからドリブル突破。
暁秀DFは数が揃っていたはずだが左へすり抜ける9番のドリブルを捉えきれず
最後は9番が左サイドから暁秀ゴール右隅へ豪快なシュートを突き刺し3点目。
手痛い追加点を喫してしまう。


その後、暁秀は11番から1年生FW19番を投入し再起を賭けようとするが
アディショナルタイムの80分+1分にも開誠館9番にフリーでGK正面シュートを
放たれるなど開誠館の勢いは止まらず。結局試合は1-3で開誠館の逆転勝利に終わった。

最近の開誠館の様子はよく知らないが試合終了後は歓喜の勝ちロコを踊ったりと
新人戦優勝の暁秀を格上と見ていたのか部員全員で優勝したかのような大はしゃぎ。
もっとも、あのような逆転劇が出来たのだから盛り上がるのもよく分かるが・・・。



敗れた暁秀はスタメンの5番交代で雰囲気が変わったせいか、攻撃はエース9番を
抑えられ、攻め込むパターンも相手に読まれているようだった。
そして何より今まで3年間見た暁秀の試合で一番淡々と試合をしているように見えた
のが気になった。そしてそれがとても残念だった。
かつては、たとえ敗れようとも意地と気迫がこもった試合を演じていたはずだったのだが…。
2次リーグは3戦1回戦総当たりのリーグゆえ初戦を落とすと決勝T進出が難しくなる
ケースが多い。
暁秀の次戦は浜松南、新人戦決勝の再戦となり県ユースリーグ、プリンス時代でも
何度か当った相手。
気持ちを切り替え、絶対に負けられない相手として是が非でも勝利を・・・。

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