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横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

平成26年度静岡県高校総体 東部地区大会決勝T1回戦 桐陽高校vs伊豆中央高校

2014-05-06 | 静岡県東部&伊豆フットボール(観戦記)
2014/04/29 平成26年度静岡県高校総体東部地区大会
決勝T1回戦 13:00KO(40分ハーフ)
会場:時之栖裾野スポーツセンターDコート
観衆:100人(目測)
桐陽高校31-11伊豆中央高校
2-0
得点者

10番
5番
24番
時間
16分
20分
49分
53分
得点者
9番



桐陽高校 スタメン 4-4-2

    9  10

11          2

    7   8

 5  6   4   3

      1
  
桐陽高校 選手交代

41分 10 → 24
63分  9 → 22
68分  3 → 15

桐陽高校 警告・退場

なし

シュート     11(前6後5)
ゴールキック    7(前3後4)
直接FK      3(前1後2)
間接FK      1(前0後1)
オフサイド     7(前3後4)
PK         0(前0後0)
CK        11(前5後6)

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伊豆中央高校 スタメン 4-4-2

     9  11

18           5

     4  16

13  10   3  12

       1

伊豆中央高校 選手交代

50分 18 → 22
50分  5 →  8
59分 13 →  2

伊豆中央高校 警告・退場

なし

シュート      4(前1後3)
ゴールキック   23(前12後11)
直接FK     18(前8後10)
間接FK      7(前3後4)
オフサイド     1(前0後1)
PK         0(前0後0)
CK         6(前1後5)

*記録は管理人独自集計による(間違い等ありましたら、ご指摘お願いします)
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4月29日は時之栖裾野スポーツセンターDコートで
高校総体東部地区大会決勝T1回戦、桐陽vs伊豆中央を観戦。
このブログでも何回か仄めかしていましたが、伊豆中央は自分の母校だったりします。
でも自分はサッカー経験はなくサッカーに興味を持ち始めたのも
卒業後だったりするので母校のサッカー部の試合を見るのは今回が初めて。
スクールカラーの緑を基調としたオリジナルユニになっていることも
今回初めて知りました。横断幕もあったり保護者の方々の観戦も多く
今時の高校サッカーの応援風景という様子。
もっとも、人工芝グラウンドで東部大会が行われるだけでも凄いことですが。

相手の桐陽高校は飛龍高校と同じ沼津学園系列の私立校。
スポーツでいえば92年に野球部が夏の甲子園に出場したことが記憶に残っている。
サッカーだと女子サッカー部が05年に高校選手権第3位、
06年に全日本女子ユースベスト8に入った実績を持っている。


では試合。
試合が始まると引いて守る伊豆中央と、彼らよりも個々の能力の高そうな桐陽が仕掛けるという展開に。
しかし桐陽も攻め込んでいる割にはフィニッシュに至るまでの精度が甘く締まりのない展開。
桐陽は飛龍や暁秀のように下級生の応援団の声が大きい。伊豆中央は後輩たちも試合を見つめる形。
試合が動いたのは前半16分、裏を狙って走った伊豆中央俊足のキャプテン9番へ
絶妙なスルーパスが通り、9番は相手GKの飛び出しより速いタイミングでシュートを放つ!
これが決まって伊豆中央が先制点をゲットする!!画像は歓喜に沸く伊豆中央ベンチ。
前半の伊豆中央のシュートはこれ1本だけだったがファーストシュートで1点を得る
貴重な先制点であった。

しかし相手の桐陽は先制されても落ち着いていた。
20分、桐陽は左サイドからのクロスに伊豆中央DFとGKが声を掛け合わない連携ミスで
処理を躊躇すると桐陽9番が落として最後は10番が同点ゴール。
伊豆中央はGKが下級生なのか大人しくて指示をあまり出せない様子だったので
ここはDF陣の判断でどう対応するのかハッキリさせる難しい場面だった。
その後は桐陽が連携はギクシャクしながらも裏狙い中心で攻めてくるが
伊豆中央も粘り強い守備でよく対応していた。特に伊豆中央右MFの5番は
チームで1番の運動量で攻守に渡って奮闘していたのが印象的だった。
前半は1-1で折り返し。
なお、高校総体静岡県大会は前後半40分ハーフで行われる。


後半に入ると桐陽は10番から24番に選手交代しドリブルを多用して仕掛けるようになってくる。
前半は中盤を作らず引いた相手に強引な裏狙い中心だったので、これは監督からの指示によるものなのだろう。
後半9分、桐陽はCKから6番がヘッドでボールを落とすと5番が詰めて逆転に成功する。
伊豆中央DF陣はオフサイドのアピールをするがゴールの判定。これで2-1に。

対する伊豆中央は前半奮闘していた5番がオーバーワークのためか交代。
加えて18番も接触プレーで負傷したためか交代することに。
チェイシングのキーマン・5番が居なくなったことにより伊豆中央は苦しい立場になってゆく。
伊豆中央も桐陽DFの連係ミスからボールを奪った9番がフリーでシュートを撃つ場面があったがボールは枠外へ。
これが伊豆中央の最後の決定機だったように思う。
この決定機の後、後半13分に桐陽の強烈ミドルを伊豆中央GKがパンチングで弾くが
こぼれ球を24番に詰められ3-1。
終盤は伊豆中央もパワープレーに出ようとするが桐陽DFを崩すまでには至らずタイムアップの笛。

 
今まで高校サッカーというと全国レベルや他県の上位レベルの試合を見ていたため
試合のクオリティとしては正直な所それほど高いものではなかった。
でも、この日の試合が静岡県東部地区の高校サッカーのアベレージな姿なのかも知れない。
勝った桐陽も内容としてはイマイチだったかも知れないが、敗れた伊豆中央も悔いが残る
モヤモヤっとした試合だったはず。試合後、この試合で最後だったであろう
キャプテン9番の号泣は遠目から見ているコチラも胸を打つものがあった。
しかし、敗れた伊豆中央3年生の皆さんも、この悔しさはきっと次の人生のステージで生きるはずです。
残る後輩の皆さんも先輩方の想いを継ぎ、頑張っていって欲しいと思います。
小雨の降る少々寒いコンディションのなか試合会場に訪れた父兄の皆さんも応援お疲れ様でした。

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