ハンニチバナ科、Cistaceae、トゥべラリア属、地中海沿岸地域原産、1年草、
学名:Tuberaria xalantha_guttata、
英名:European Frostweed 、Spotted Rock-rose、葡名:Tuberária-mosqueada、
2010年4月22日、2013年5月6日、2015年5月7日、2017年5月23日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
トゥベラリア・シャランサ・グッタタ Tuberaria xalantha guttata の花。表示名は学名の音読み。
赤いタデ、ルメックス・アセトセラ Rumex acetosella と混生。
オレンジ色の花アナガリス・アルベンシス Anagallis arvensis と青い花アナガリス・モネリー Anagallis monelii などに囲まれて。
花の直径2センチほど。トゥベラリア・シャランサ・グッタタ Tuberaria xalantha guttataでした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語のtuber(=根茎)を語源としている。種小名は「斑点のある」の意。
ツベラリア・グッタータはハンニチバナ科の一年草である。本種は、地中海沿岸地方の日当たりの良い未開拓地や茂みなどに自生する野草である。概して酸性土壌を好むという。地下に大きな根茎を持ち、茎は直立し、草丈は5~30㎝程度となる。本種は、全草が白色の細毛に覆われる。根出葉は、長さ3㎝、幅1,5㎝程度の楕円状でロゼットを構成するが、開花時には枯れてしまう。茎葉は楕円状で2~5対が対生する。上方では互生する場合もある。4~7月頃、茎上部に総状花序を出し、径1~2㎝の5弁花を数個つける。花色は黄色で、中央部には赤褐色~暗赤褐色の斑点模様が入る。花弁のサイズや斑点模様の入り方は個体差が大きい。花後には卵形の蒴果をつける。(GKZ植物事典より)