ムラサキ科、Boraginaceae、シャゼンムラサキ(エキウム)属、地中海沿岸地域原産、
学名:Echium judaeum、
英名:Judean Viper's Bugloss、
2008年8月、ポルトガル アレンテージョ地方で、2014年5月4日、2015年5月5日、6日、6月23日、12月12日、2018年5月4日、7日、2020年5月28日、2021年5月13日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
エキウム・ジュダエウム Echium judaeum の花。表示名は学名の音読み。
茎葉部には高濃度のピロリジジンアルカロイドが含まれるため、特にウマのような単純な消化系を持つ放牧家畜にとって有毒である。この毒素は肝臓に蓄積し、摂取し過ぎると死に至る。そのためシャゼンムラサキは、オーストラリアにおける主要な有害外来植物となっている。(Wikipediaより)
大西洋の荒波が押し寄せる断崖絶壁の上にも生きる。
エキウム・ジュダエウム Echium judaeum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語のechios(=蛇)を語源とし、毒蛇に噛まれた時に、本属の植物を用いたからという。種小名は「ユダヤの」の意。
エキウム・ユダエウムは、ムラサキ科の1年草である。本種は、地中海沿岸地方の比較的乾燥した土壌に自生の見られる野草である。草丈は20~50㎝程度となる。茎も葉も白色の細毛に覆われる。葉は、楕円状で、縁部は全縁、先端部は尖り、茎に互生する。3~4月頃、茎上部に総状花序を出し、径2~3㎝程度でトランペット型の花を多数つけ、下方から上方へと咲き上がる。花色は青紫色~紅紫色。(GKZ植物事典より)