The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ソラヌム・ニグルム Solanum nigrum

2022-06-06 10:00:53 | ポルトガルの野の花

ナス科、Solanaceae、ナス属、ヨーロッパ南部~中央部原産、世界の熱帯から暖帯に分布、多年生低木、

学名:Solanum nigrum、生薬名:リュウキ(竜葵)、

和名:イヌホオズキ(犬酸漿)、別名:バカナス(馬鹿茄子)、クサナスビ(草茄子)、

英名:Deadly Nightshade、Black Nightshade、Popolo、 Snakeshade、Terong Meranti、European Black Nightshade、Nightshade、Garden Nightshade、

葡名:Erva-moura、

2011年3月10日、2014年7月31日、8月3日、9月2日、11月16日、2015年7月25日、11月28日、2016年2月7日、15日、9月21日、2016年11月2日、2018年1月30日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年10月26日、アレンテージョ地方で、2014年9月25日、2016年9月25日、バイラーダ地方で撮影、

 

花の直径は5mmほど。花は白いナス状の花びらに、黄色いおしべが突き出している。道端や空き地に自生。

 

茎はまっすぐに立ち、よく分枝して、草丈は20-60cmになる。まばらに短い毛を生じるが、無毛のこともある。

 

葉は長さ3-10cmで、基部には1-5cmの翼を持つ葉柄がある。葉は広卵形、先端は鈍いかわずかに突出し、基部は丸いかくさび状。縁はなめらかか、波状の鋸歯がある。葉質はかさついた感触で、葉の両面に短い毛を有する(個体差が大きいが)。発芽したばかりの葉はナスやトウガラシと若干類似する。

 

果実は未熟な場合には青く、小さいトマトのようである。熟すと径6-7mmの黒色の果実となり、つやが無い(個体にもよる)。果実は時には有毒であるが、時には食料にもなる。和名のイヌホオズキは、バカナスとも呼ばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられた。花言葉は「嘘つき」。(Wikipediaより) 

 

茎の途中から花柄を出し、その先端に一見すると散房状(一点から複数が周りに広がる形)に4-8個の花をつける。民間薬として、生の果実や全草を塩で揉み、絞り汁を腫れ物などに用いる。イヌホオズキは,ホオズキの名前がつけられているが,Solanum 属(ナス属)に属していて,ホオズキ属(Physalis)には属していない。ソラヌム・ニグルム Solanum nigrum でした。

©2022  MUZVIT

 

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