マメ科、Fabaceae、クマノアシツメクサ(アンティリス)属、南欧~アルプス地方原産、多年草、
学名:Anthyllis montana、
英名:Mountain Kidney Vetch、Alps Anthyllis、
葡名:Vulnerária、
2015年4月29日、5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
アンティリス・モンタナ Anthyllis montana の花。花の直径は2cmほど。
ピンクから紫色の頭上花を多数咲かせる。草丈は50cmほど。日当たりの良い草原や沿道に自生、群生していることもある。楕円形の葉を15~16枚対生または互生させ立ち上げる。
アンティリス・ブルネラリア Anthyllis vulneraria(クマノアシツメクサ)と混生している時もある。
モンタナの名前があるが、ポルトガルでは標高の低い山にも自生。標高:0~2400m。
アンティリス・モンタナ Anthyllis montana でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の anthos(=花)と iolos(=産毛)の合成語から。種小名は「山地性の」の意。
アンティリス・モンタナは、マメ科の多年草である。草丈は50㎝程度となり、茎基部は木質化する。茎は赤味を帯びており、周囲を刺状の剛毛が覆う。葉身は羽状複葉で、10~20対の小葉を持ち、茎に互生する。小葉は長方形にも近いような楕円状で、全縁鈍頭で、裏面には白色の軟細毛が密生する。4~5月頃、葉腋から長い花茎を伸ばし本種は、紫色の頭花を付ける。個々の花はマメ科特有の蝶形花である。(GKZ植物事典より)
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