The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

アンティリス・モンタナ Anthyllis montana

2022-10-19 09:57:59 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、クマノアシツメクサ(アンティリス)属、南欧~アルプス地方原産、多年草、

学名:Anthyllis montana、

英名:Mountain Kidney Vetch、Alps Anthyllis、

葡名:Vulnerária、

2015年4月29日、5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

アンティリス・モンタナ Anthyllis montana の花。花の直径は2cmほど。

 

ピンクから紫色の頭上花を多数咲かせる。草丈は50cmほど。日当たりの良い草原や沿道に自生、群生していることもある。楕円形の葉を15~16枚対生または互生させ立ち上げる。

 

アンティリス・ブルネラリア Anthyllis vulneraria(クマノアシツメクサ)と混生している時もある。

 

モンタナの名前があるが、ポルトガルでは標高の低い山にも自生。標高:0~2400m。

 

アンティリス・モンタナ Anthyllis montana でした。

©2022  MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の anthos(=花)と iolos(=産毛)の合成語から。種小名は「山地性の」の意。

アンティリス・モンタナは、マメ科の多年草である。草丈は50㎝程度となり、茎基部は木質化する。茎は赤味を帯びており、周囲を刺状の剛毛が覆う。葉身は羽状複葉で、10~20対の小葉を持ち、茎に互生する。小葉は長方形にも近いような楕円状で、全縁鈍頭で、裏面には白色の軟細毛が密生する。4~5月頃、葉腋から長い花茎を伸ばし本種は、紫色の頭花を付ける。個々の花はマメ科特有の蝶形花である。(GKZ植物事典より)  

 

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