The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ゲラニウム・ロベルチアヌム Geranium robertianum

2021-03-27 10:25:25 | ポルトガルの野の花

フウロソウ科、Geraniaceae、フウロソウ属、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどの北半球の温帯域に広く分布、多年草、

学名:Geranium robertianum、

和名:ヒメフウロ(姫風露)、別名:シオヤキソウ(塩焼草)、

英名:Herb-Robert、Red Robin、Death-come-quickly、Storksbill、Dove's Foot、Crow's Foot、 Robert Geranium、Bloodwort、Cuckoo's Eye、Stinking Robert、Stinky Bob、

葡名:Erva-de-são-Roberto、Erva-roberta、Bico-de-grou、Bico-de-grou-Rbertino、Pássara、

2014年9月25日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラリトラル地方で、2016年6月15日、7月17日、2017年7月12日、ベイラバイシャ地方で撮影、

 

ゲラニウム・ロベルチアヌム Geranium robertianum の花。茎の高さは 40cm ほど。

葉は対生し、深く3裂-5裂する。

 

葉と茎がせん毛に覆われていて、茎と葉の端が赤みを帯びている。葉の脇から伸びた枝の先に花を1-2個つける。

 

直径 5ミリ~1センチ程の花で、桃色の花弁が5枚ある。開花時期は5-8月。

 

山岳地帯の日当たりのよい石灰岩地質に生える。

 

ゲラニウム・ロベルチアヌム Geranium robertianum でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、フウロソウの中でも花が小さいことから。属名は、ギリシャ語の geranos(=ツル)に由来しており、この属の植物は長い嘴状果実をもつことから。種小名は Robert名の人名に因んでいるが、詳細不詳。

ヒメフウロは、フウロソウ科の二年草である。我が国中部地域と四国・徳島・剣山等の限定された地域の石灰岩地に自生が見られる野草である。茎は直立し、草丈は20~40㎝程度。茎や葉には細かい毛が見られる。葉は質が薄く3~5裂する。5~8月頃、茎頂に径1.5㎝程度で紅色の花を見せる。全草に特殊な匂いがあり、その匂いが塩を焼いた匂いに似ていることから、「塩焼草」の別名を有する。我が国では、原産地の項に記した限定的な地域でしか自生は見られないが、園芸用に栽培されたものが逸失して、北海道や本州では帰化状態にある。(GKZ植物事典より) 

 

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