上東区 保健環境通信

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2020.06.11(木) 環境問題報道から マングローブ

2020-06-11 16:26:54 | 環境保護
2020.06.11(木) 環境問題報道から マングローブ危機

米科学誌「サイエンス」(5日付け)
温暖化ガスの排出でマングローブに危機

・二酸化炭素など温暖化ガスの排出削減がなければ、マングローブは生育を維持できなくなるおそれがあると、シンガポール南洋工科大学や香港大学、オーストラリアのマッコーリー大学とウーロンゴン大学、米ラトガース大学の国際研究グループが米科学誌『サイエンス』(5日付)に発表。

・マングローブは、海面の上昇が早いと、それに追・いつくことができないと考えられている。
研究グループは、地球が温暖化し、1年に10ミリメートルも海面が上昇したとされる1万年前から今日までの沿岸堆積物を世界の78カ所で採取し、どの程度の海面上昇であれば、マングローブが生育可能か調査。

・結果、年間に5ミリメートル程度までならマングローブは生育を維持できるが、6ミリメートルを超えると生育を維持できなくなることが判明。
地球温暖化シナリオでは、温暖化ガスの排出がこのまま続けば、海面上昇は1年に7ミリメートルと予測。
「温暖化ガスの排出削減ができなければ30年後の2050年までにマングローブが損失を受けるリスクがある」と警告。

・マングローブは、魚や貝などさまざまな動物のすみかとなって独特の生態系をつくりだし、二酸化炭素を吸収したり、津波などの被害を軽減する効果あり。
以上

※地球温暖化で絶滅危惧種がまた一つ追加か。
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