上東区 保健環境通信

上東区における、健康増進活動、資源リサイクルやゴミ問題への取り組み状況等を、できるだけリアルタイムでお知らせします。

2021.03.29(月) 健康寿命延ばすヒント

2021-03-29 21:40:01 | 健康増進
2021.03.29(月) 健康寿命延ばすヒント

標記新聞記事あり、ピンコロ達成の方策ともいえるので要点だけメモっておきたい。
国立がん研究センターなどによる
健康寿命延伸のための提言
(喫煙・受動喫煙>
・たばこは吸わない
・他人のたばこの煙を避ける

<飲酒>
・節度のある飲酒を心掛ける
・飲まない、飲めない人に酒を強要しない
(※酒はアルコール、致死量のある薬物であることをお忘れなく)
(※欧米では受動喫煙の厳しい規制あり)

<食事>
・食塩は最小限に
・野菜、果物は適切に、食物繊維は多く
・大豆製品、魚を多く
・赤肉・加工肉の多量摂取は控える
・甘味飲料は控えめに
・年齢に応じ、脂質、乳製品、たんぱく質を
・多様な食品の摂取を心掛ける
(※変なものは食べない)

<体格>
・瘦せすぎない、太り過ぎない
・ライフステージに応じた適正体重を維持
(※ BMI値 22前後を目指そう)

<身体活動>
・日頃から活発な身体活動を心掛ける
(※農作業などの肉体労働も身体活動のひとつ)
<心理社会的要因>
・心理社会的ストレスを回避する
・社会関係を保つ
・睡眠時間を確保し睡眠の質を向上する
(ストレスは受けることを回避するよりも、ストレスを貯めない工夫、ストレスを上手に解消することの方が大切と思う)

<感染症>
・肝炎ウイルスやピロリ菌の検査を受ける
・インフルエンザ、肺炎球菌を予防する
<健診・検診と口腔ケア>
・定期的に健診、適切に検診を受ける
・口腔内を健康に保つ
(※病は口から入り、災いは口から出ていく)

<成育歴・育児歴>
・出産後初期はなるべく母乳を与える
(ラクトフェリン、免疫など子どもにとって有益なものが母乳から)
・妊娠糖尿病、妊娠高血圧症、巨大児出産の経験がある人は将来の疾病に注意
・早産、低体重で生まれた人は将来の疾病に注意

<健康の社会的決定要因>
・社会経済的状況、地域の社会的・物理的環境、幼少期の生育環境に目を向ける
以上

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2021.03.21(日)~03.28(日) リサイクルステーション管理日誌

2021-03-29 21:32:25 | 保健環境
2021.03.21(日)~03.28(日) リサイクルステーション管理日誌

3/21(日)は、大雨のため段ボール回収、リサイクルステーションの清掃活動ともに休み。

3/28(日)は小雨につき通常通り実施
<ルーチンワーク>
・掃き掃除、モップ掛け
・汚れが目立ってきたコンテナの洗浄
(各RSから1から2個程度)
・持ち込み不適物の撤収
(持ち込みに利用したレジ袋、ビンに付着したままのキャップ類、ペットボトルに付着したままのキャップやラベル等も含む)
・エコキャップ回収

<持ち込み不適物記録>
・第三RSのビンコーナーにこんなものが入っていました。

手前は毎度お馴染みの分別されていないワンカップ10本程。
※ビンとアルミ製の中フタ、それにプラスチック製のフタとに分別、ビンのみ元に戻し、他は撤収。
中フタはアルミとプラスチックの複合素材なので不燃金物として不燃ゴミステーションに、
またプラ製のフタは酒でベタベタした状態なので燃えるゴミとして、可燃ゴミステーションに
それぞれ出した。

もう片方について、中身を取り出してみたら、このとおり。

全て中身が入ったままであり、しかも外に置かれていたのか土で汚れていた。
インスタントコーヒーのビンは中身が岩石のような状態で且つビンに張り付いていて取り出せない。
これは水に長時間浸して軟化させることにした。
他のビンは開封して中身は下水に流し、軽く水洗いしてリサイクルステーションに戻した。
※世話の焼ける方はどこの分野にもいるものです。

・回収してきたエコキャップの中から、不適格として取り出したものの一部。
汚れているものは燃えるゴミとして処分済、「その他プラ」や金物として処分する予定のものです。

液状洗剤容器のフタとおぼしきもの、金属製のキャップ、紙の値札が付いたキャップ、汚れたままのエコキャップetc。
飲料用ペットボトル以外のキャップも、素材は同じプラスチック。
「別々に出せ」と言っても、なかなか徹底できないどころか、逆に増えている現実がここにもあるのです。
以上


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2021.03.27(木)環境問題報道から マイクロプラスチック 

2021-03-25 20:21:14 | 環境保護
2021.03.27(木)環境問題報道から マイクロプラスチック

<マイクロプラスチック 細菌の抗生物質耐性高める>
・3/19 米ニュージャージー州工科大学発表
・大きさが5ミリ以下の微小なプラスチック片(マイクロプラスチック)が下水処理場で、細菌の抗生物質などに対する耐性を高めていることがわかった。
・現在、世界のあらゆる環境で検出され、問題になっているマイクロプラスチックには、化粧品や練り歯磨きに添加されているものや、合成繊維の洗濯くずが含まれている。
 これらのマイクロプラスチックは、家庭などから出る排水を通じて下水処理場に集まる。
・大学の研究チームは、ニュージャージー州内の下水処理場の汚泥を採取し、マイクロプラスチックが細菌の薬剤耐性にどのような影響を与えているか調査。
・その結果、汚泥から検出された細菌の中には、抗菌剤への耐性を助けることが知られている三つの遺伝子が最大30倍増強されているものがいることがわかったた。
 抗生物質への耐性も最大4・5倍増強されているものが見つかった。
・汚泥中のマイクロプラスチックの表面は細菌が粘着性の膜(フィルム)を形成する場となり、そこにさまざまな細菌が集まる可能性あり。
・研究チームは、集まった各種の細菌が薬剤耐性の遺伝子を交換することで、さまざまな細菌が薬剤耐性を高める可能性があると指摘している。

※悪の温床を与えているということか。
世界中の海は勿論、陸上でもナノプラスチックが発見されている。
ナノのレベルまで小さくなれば、人間の細胞の中に容易に入ってくる。

実は、赤ちゃんの胎盤の中からも発見されている。
人間の体の組成材料として、鉄や亜鉛の金属が含まれる。
加えてこれからはプラスチックが人間組成の仲間入りである。
その時何が起こるのか、人間はまだ知らない。
不気味ですね。
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2021.03.24(水) 環境問題報道から エコロジカルフットプリント

2021-03-24 21:13:04 | 環境保護
2021.03.24(水) 環境問題報道から エコロジカルフットプリント

3/24 付け 山日報道から(抜粋)

<エコロジカル・フットプリント:ECOLOGICAL・FOOTPRINT(生態学的 足跡)>
 人間活動が地球環境に与える負荷を示す指標。生態系を踏みつけた足跡の大きさを意味する。
 ある国や都市が、農地や漁場、二酸化炭素を吸収する森林など6種類の土地をどれくらい使うかを足しあげ、人口で割って一人分の面積を出す。
 地球が生産できる資源の量と比べることで、世界の人々が同水準で暮らすと地球が何個必要になるかを直感的に示すことができる。

 この指標は環境負荷を面積として分かりやすく示すもので、世界各地で政策に活用されている。
 人口集中で環境負荷が増えるのは、都市は繁華街を抱えており経済活動が盛んで、廃棄物を出す包装や輸送が必要な加工食品の消費も多いため。
 高齢化は、養殖や加工にエネルギーを使う魚を高齢世代が好むことが原因と考えられるという。

<山梨の生活スタイル 日本一環境負荷低いも、地球2.4個必要> 
 総合地球環境学研究所を中心としたチームが、生態系が生み出す恩恵をどれだけ消費する生活をしているかを示す指標「エコロジカル・フットプリント」
を都道府県別に算出し発表した。
 山梨の環境負荷が最も低く、最も高い東京では地球が3.1個必要な計算。
 日本全体では2.8個必要。

 環境負荷の7割を食や電気、水道、マイカー利用など家庭関連が占めた。
 高齢化や都市への人口集中、収入の高さが、負荷の増加として関連していることも判明した。
 モノやサービスの消費が増えるためとみられる。

 研究に参加した東大の都市生態学の助教授は、
「負荷を減らすには、その地域で作られた食材を選ぶなど家庭での工夫が大事。
 政策レベルでは都市集住を進めるコンパクトシティより、小さなコミュニティーが分散している形が好ましい」と指摘した。

 チームは統計資料から2014年に日本全体が使った資源量を推計。
 これを消費実態に合わせ、各都道府県に振り分けた。
 
 その結果、東京の住民一人が使う資源は5.24ヘクタールの土地が生産する分に相当するとされた。
 最も必要面積が少ない山梨(4.06ヘクタール)の1.3倍。
 地球が一人の生活を支えるのに割ける面積は1.68ヘクタールで、東京はその3.1倍になる。

※飢餓人口を、先進国といわれる国々が直接間接的に作り出しているということか。
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2021.03.23(火) 環境問題報道から 食品ロス

2021-03-23 18:48:25 | 環境保護
2021.03.23(火) 環境問題報道から 食品ロス

3/23付け 山日報道から (要点抜粋)
「家庭の食品廃棄量 世界で年5.7億トン」
<国連環境計画(UNEP)が報告書を発表>
・ 世界各国の家庭から出る食品廃棄物の量は、2019年には年間5億6900万トンあり、従来推定値の2倍にのぼるとみられる
・ 日本の家庭からの食品廃棄量は年間約816万トンで、一人当たり64キロと推定される
  日本政府の2017年の推定値783万トンより多い
・「この中には食べられる食品も多く含まれ、削減が急務だ」とUNEPは警告する

・ 小売り(1億1800万トン)やレストラン(2億4400万トン)などを含めた食品廃棄の総量は推計9億3100万トンで、
  世界の食料生産の17%が廃棄されている計算という
・「食料安全保障上の問題であるだけでなく、生態系破壊や地球温暖化の原因ともなっている」とUNEPは指摘した

・UNEPの研究チームの一人で「廃棄物・資源アクションプログラム」(英国)のトム・クエステッド博士の話
 「食品廃棄に関する温室効果ガスの排出量は世界の総排出量の8~10%に達する。地球温暖化対策の観点からも廃棄量の削減は急務だ」
以上

※食べ物は元々は植物か動物で、人間と同様に”命ある生き物”だった。
食品の廃棄とは、生き物を無駄死にさせること。
人間ほど、生物の命を無駄に刈り取っている生物はいないだろう。
食物連鎖の頂点に立っているとはいえ、これほどの傲岸不遜は許されまい。

世界を見渡せば、飢餓で苦しむ人が増えているというのに、一方では食料を捨てている。
飢饉で沢山の人が死んだ歴史が日本にもあるのだが、そんなことは忘れてしまったかのようである。
昭和の時代までは、食べ物を粗末に扱うと怒る人が沢山いた。
それが今や、世界でも有数の罰当たりな民族になり下がってしまった感がある。

生産から流通、値段の付け方まで、現状のような市場まかせでは廃棄量の削減は難しい。
廃棄量削減は勿論、食料安全保障の面からもグローバル経済や市場経済至上主義からの転換が求められている。
しかしながら、今の政治状況ではまず無理だろうなぁ。
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