上東区 保健環境通信

上東区における、健康増進活動、資源リサイクルやゴミ問題への取り組み状況等を、できるだけリアルタイムでお知らせします。

2021.05.23(日) ピンコロ願望12 食品残留農薬に注意

2021-05-23 21:18:52 | 健康増進
2021.05.23(日) ピンコロ願望12 食品残留農薬に注意

別に長生きしたいわけでもないが、変なものを食べて早死にしたいとも思わない。
コンビニで売っている弁当などの加工食品の添加物欄を見ると、具合が悪くなる。
固形石鹸はともかく、シャンプーや台所洗剤などの成分欄を見ると、知らない化学物質の名前が並んでいる。
この世の中は、ホント合成化学物質にまみれている。

せめて口にいれるものぐらいは、素性の知れたものだけにしたいものだ。
そんな訳で、たまに口にするお菓子類等自分で作れないもの以外は、できるだけ素材だけ購入して調理したものを食べるようにしている。
最近はその素材も残留農薬まみれになっているらしい。
特に輸入農産物は要注意である。

農民連食品分析センターのサイトは、小生が知りたい情報が満載。 一昨年のことであるが、
輸入小麦やその小麦を原材料に使ったパンやカップ麺から、除草剤の「グリホサートが検出」とあった。
勿論小麦に設定されている残留基準値(30ppm)を超過したものはない。
しかし、基準値を超えていなければ安心か、というとそんなことはない。

グリホサートはそもそも、発がん性の疑いで、欧米や日本以外のアジアなどでは使用禁止の動きすすんでいる除草剤である。
日本国内では、当たり前だが口に入れる農産物に除草剤をかける農家はいない。
除草剤をかければ、肝心かなめの作物が枯れてしまうなど、商品になるどころか自前で消費することもできないからだ。
除草剤がかかってもちゃんと生育するもの、ということで除草剤を含有した小麦とは遺伝子組み換え小麦ということになる。

最近、「コーヒー豆からもグリホサート検出」との情報を「たべもの通信」から知った。
エチオピア、メキシコ、コスタリカ産のものからは検出されなかったようだが、ブラジルやコロンビア、インドネシア産などほとんどの豆から、
日本の基準値1ppmを下回っているとはいえ、検出された。
中には、ペルー産のアンデス・ブルーであるがEU基準値(0.1ppm)を上回るものもあった。0.11ppm
コーヒーを毎日飲む人は注意した方が身のためではないだろうか。

※コーヒーは全て海外からの輸入である。
海外でのプランテーション栽培では、コーヒーの生育の邪魔になる蔓性植物の除草の際に、グリホサートを使用しているという。
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2021.05.21 環境問題報道から 使い捨てプラスチック

2021-05-21 17:24:08 | 環境保護
2021.05.21 環境問題報道から 使い捨てプラスチック

<使い捨てプラの原料 世界の半分 20社で生産>
豪団体報告書

・2019年に世界で廃棄された使い捨てプラスチックのおよそ半分の原料は、わずか20社で生産
・そのほとんどが新たに精製した石油・石炭を使っていた。
・オーストラリアの慈善団体「ミンデルー財団」が18日公表した報告書で告発し、
 生産会社とともに投資会社・銀行、各国政府に対し、リサイクル経済の確立を求めた。

<報告書概要>
・19年にプラスチックの原料となる「ポリマー」を最も生産したのは米石油大手エクソンモービル。
 次いで米化学大手ダウ、中国石油化工集団(SINOPEC)。
 世界のポリマー生産会社約300社のうち、この3社で生産量の16%を占める。

ポリマー生産会社上位100社が同年に使った原料はほとんどが新たに精製した石油・石炭。
リサイクルプラスチックを原料としたものは2%に満たず。
・今後5年で石油・石炭を原料にしたポリマーの生産は30%以上伸びるもの想定。

・19年に廃棄されたプラスチックは1億3000万トンで、そのうち35%は燃やされ、31%は埋め立てられ、
 19%は陸地や海に直接捨てられた。
・使い捨てプラスチックは毎年500万~1300万トンが最終的に海洋に到達するものとみられる。
・その製造が今のペースで続くなら、「2050年には世界の温室効果ガスの排出量の5~10%を占めるようになる」と指摘。

・報告書は「使い捨てプラスチック廃棄物は地政学的な問題となってしまっている」と指摘。
 使い捨てからの脱却には「大きな政治的意思が必要」だと強調している。

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2021.05.16(日)リサイクルステーション管理日誌

2021-05-17 21:42:56 | 保健環境
2021.05.16(日)リサイクルステーション管理日誌

<ルーチンワーク>
・いつもと同様に実施
・太陽光PSは通常通り稼働していた。
・コンテナ洗浄
 第一RS:茶色ビン用×1
 第二RS:アルミ缶用×1、透明ビン用×1
 第三RS:アルミ缶用×1

<利用実態>
残念な利用は、不適物持ち込みだけではありません。
第三RSの事例ですが、第二RSも第一RSも同様です。
事例1:持ち込み方不適切
 ペットボトルは、キャップやラベルを外し、軽く水洗いをしたものをお願いしているのですが、たまにこんなものが置かれています。


事例2:キャップ付きのガラスビン
 出されるビンの3割ほどは、キャップ付きです。
 今日も、こんな形で出されていました。


事例3:利用法不適
 ビンは、無色(透明)、茶色、その他と3種類に分別して出して頂くことになっており、コンテナにも大きな字で表示してあるのですが、
 この通りに入れてくれない方が必ずいます。透明ビン用コンテナに茶色ビンが。



<持ち込み不適物記録>
第二RS:定番の乾電池および化粧品用ビン、サンダルは外に置かれていました。


第三RS:このところ毎週例のワンカップが置かれている・・・。

※このままでは、「分別がされていません」と赤紙を貼られて外に出され、置き去りにされてしまうため、分別しました。
プラキャップを外すためにはペンチが必要。(マイナスドライバーでも可)

※外側のキャップはプラとしてゴミステーションに出す予定。
アルミ製の中蓋はアルミ缶用のコンテナに、ガラス製のワンカップのみ元の無色ビン用コンテナに戻しました。
以上 
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2021.05.09(日) リサイクルステーション管理日誌

2021-05-10 11:38:43 | 保健環境
2021.05.09(日) リサイクルステーション管理日誌

<ルーチンワーク>
・いつも通り実施
・コンテナ洗浄
 第一RS:アルミ缶用×2
 第二RS:その他色のビン用×1
 第三RS:アルミ缶用×1
・太陽光PS異状なし

<持ち込み不適物記録>
第二RS
・キャップが付いた食用油ビンあり。写真はキャップを取り外し後のもの。

※油が垂れる状態だったので、油分除去後不燃ゴミステーションに出す予定。

第三RS
・梱包材の発泡スチロールが入ったままの段ボール、マホービンなどの粗大ゴミが入ったポリ袋などが外に出されていた。
    
ポリ袋の下には木製やプラスチック製のカゴ(ザル?)、それいに用途不明のプラ製板が2枚。

※段ボールは、中から発泡スチロールを取り出し、RSに戻した。
カゴ類とプラ製板は45リットルのゴミ袋にすっぽり入るサイズなので、可燃ゴミとして可燃ゴミステーションに出した。
ポリ袋の中身(マホービン等)は、金物とガラス等に分別して、水曜日以降にゴミステーションに出す予定。

※リサイクルステーションに持ち込めるものは品目が決まっており、
しかも空っぽで、キレイなものでなければ持ち込めないことになっている。
こんな単純なルールを守れない、守ろうともしない方がいらっしゃるようです。
こういう方が増えてくると、リサイクルステーションを管理している人間にとっては厄介事が増えるばかり。
すると残念なことですが、リサイクルステーション無用論が出てきます。
実際リサイクルステーションに持って行かないと処分できない一般ごみは、段ボールとペットボトルだけ。
廃止する気ならいつでもできるでしょうね。
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2021.05.07(金) 環境問題報道から マイクロプラ

2021-05-07 21:24:52 | 環境保護
2021.05.07(金) 環境問題報道から マイクロプラ

<氷河からマイクロプラ>
大気中から運ばれたか

アイスランド
 陸地を覆う氷河の塊「氷冠」としてヨーロッパ最大のアイスランドのヴァトナヨークトル氷河で5ミリ以下のマイクロプラスチックを発見したと、アイスランド・レイキャビク大学とスウェーデン・ヨーテボリ大学、アイスランド気象庁の研究チームが4日、発表。

 研究チームは、この氷河の人里離れた手つかずの地域で光学顕微鏡や分光法などで調査した結果、初めてマイクロプラスチックを確認。
 大気中から運ばれてきた可能性があるとしている。

 レイキャビク大学のヘリナー・ステファンソン准教授は、
「プラスチック粒子は、氷河環境では長い期間、蓄積する可能性があり、氷が解けると最終的には河川の汚染につながる。氷河内のマイクロプラスチックの存在と分散を地球規模でとらえていくことが重要だ」
と指摘した。

※ナノプラスチックも各所で発見されている。
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