上東区 保健環境通信

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2021.03.27(木)環境問題報道から マイクロプラスチック 

2021-03-25 20:21:14 | 環境保護
2021.03.27(木)環境問題報道から マイクロプラスチック

<マイクロプラスチック 細菌の抗生物質耐性高める>
・3/19 米ニュージャージー州工科大学発表
・大きさが5ミリ以下の微小なプラスチック片(マイクロプラスチック)が下水処理場で、細菌の抗生物質などに対する耐性を高めていることがわかった。
・現在、世界のあらゆる環境で検出され、問題になっているマイクロプラスチックには、化粧品や練り歯磨きに添加されているものや、合成繊維の洗濯くずが含まれている。
 これらのマイクロプラスチックは、家庭などから出る排水を通じて下水処理場に集まる。
・大学の研究チームは、ニュージャージー州内の下水処理場の汚泥を採取し、マイクロプラスチックが細菌の薬剤耐性にどのような影響を与えているか調査。
・その結果、汚泥から検出された細菌の中には、抗菌剤への耐性を助けることが知られている三つの遺伝子が最大30倍増強されているものがいることがわかったた。
 抗生物質への耐性も最大4・5倍増強されているものが見つかった。
・汚泥中のマイクロプラスチックの表面は細菌が粘着性の膜(フィルム)を形成する場となり、そこにさまざまな細菌が集まる可能性あり。
・研究チームは、集まった各種の細菌が薬剤耐性の遺伝子を交換することで、さまざまな細菌が薬剤耐性を高める可能性があると指摘している。

※悪の温床を与えているということか。
世界中の海は勿論、陸上でもナノプラスチックが発見されている。
ナノのレベルまで小さくなれば、人間の細胞の中に容易に入ってくる。

実は、赤ちゃんの胎盤の中からも発見されている。
人間の体の組成材料として、鉄や亜鉛の金属が含まれる。
加えてこれからはプラスチックが人間組成の仲間入りである。
その時何が起こるのか、人間はまだ知らない。
不気味ですね。
コメント
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