2015.08.23 可燃ごみの袋に、不燃物を入れないようご注意下さい
焼却炉を覗いてみると、針金や缶類が灰の中から顔を出している。
残念ながら日常的な光景になっています。
それどころか単管パイプやL字型の鉄材まで混じっている時があります。
燃えるゴミ減量化のために、水分をできるだけ減らして下さいとお願いしているのですが・・・。
アルミは軽いから・・・混ぜてもOKなどと考えないで下さい。
焼却灰の中のアルミは水素を発生させる怖い物質なのです。
各地のごみ焼却施設でアルミが関係した水素爆発事故が多発しています。
死者も出ています。
ネットで「アルミ 水素」と検索すれば、わんさか事故例が出てきます。
燃えるゴミの中には、食品廃棄物や野菜屑が多量に含まれます。
このため焼却灰は、ナトリウムやカリウム等の塩基性物質を沢山含んでいます。
また、灰の飛散防止や温度を下げるため焼却灰に水を散布しています。
これにより、焼却灰はアルカリ性となり、アルミと反応して水素を発生させるのです。
アルカリ(水酸化ナトリウム)との化学反応式の例です。
2Al + 2NaOH + 6H2O→ 2Na[Al(OH)4] + 3H2(水素です)
実はアルミは、酸とも反応して、水素を発生させます。
2Al + 6HCl → 2AlCl3 + 3H2
業務用の掃除用薬品はほとんどが、アルカリ性や酸性の液体です。
有名なところで苛性ソーダ、これは前述の水酸化ナトリウムです。
蓋がついているからと、アルミ缶に小分けして運ぼうとすると、穴あきによる漏洩事故につながります。
最悪、発生した水素ガスにより爆発事故を起こしかねません。
薬品運搬は専用容器を使わないと、大変なことになりますのでご注意を。
ゴミ減量のためにも、安全のためにも、ゴミの分別回収にご協力下さい。
焼却炉を覗いてみると、針金や缶類が灰の中から顔を出している。
残念ながら日常的な光景になっています。
それどころか単管パイプやL字型の鉄材まで混じっている時があります。
燃えるゴミ減量化のために、水分をできるだけ減らして下さいとお願いしているのですが・・・。
アルミは軽いから・・・混ぜてもOKなどと考えないで下さい。
焼却灰の中のアルミは水素を発生させる怖い物質なのです。
各地のごみ焼却施設でアルミが関係した水素爆発事故が多発しています。
死者も出ています。
ネットで「アルミ 水素」と検索すれば、わんさか事故例が出てきます。
燃えるゴミの中には、食品廃棄物や野菜屑が多量に含まれます。
このため焼却灰は、ナトリウムやカリウム等の塩基性物質を沢山含んでいます。
また、灰の飛散防止や温度を下げるため焼却灰に水を散布しています。
これにより、焼却灰はアルカリ性となり、アルミと反応して水素を発生させるのです。
アルカリ(水酸化ナトリウム)との化学反応式の例です。
2Al + 2NaOH + 6H2O→ 2Na[Al(OH)4] + 3H2(水素です)
実はアルミは、酸とも反応して、水素を発生させます。
2Al + 6HCl → 2AlCl3 + 3H2
業務用の掃除用薬品はほとんどが、アルカリ性や酸性の液体です。
有名なところで苛性ソーダ、これは前述の水酸化ナトリウムです。
蓋がついているからと、アルミ缶に小分けして運ぼうとすると、穴あきによる漏洩事故につながります。
最悪、発生した水素ガスにより爆発事故を起こしかねません。
薬品運搬は専用容器を使わないと、大変なことになりますのでご注意を。
ゴミ減量のためにも、安全のためにも、ゴミの分別回収にご協力下さい。