2019.12.12(木)晴れ 不要になった洗濯機の片付け方
「故障して使えなくなったので新しいものを買ったんだけど、販売店が古いものを回収してくれなかった。
始末したいんだけど、どうしたらよいか」と、区内の知人から相談を受けた。
・我が日ノ本では、「家電リサイクル法」という法律ができ、洗濯機など家電4品目は粗大ごみとして簡単に処分できなくなった。
・リサイクルコスト及びリサイクル工場への輸送費は消費者(ゴミを出す人、排出者)の負担であり、メーカーによってリサイクルコストが異なり、
洗濯機の場合は、概ね5千円程かかる。
・金だけ払えばOKといかず、マニフェストと同様、家電リサイクル券がないと市の環境センターで引き取ってもらえない。
等を説明し、「面倒だから慣れているところで、小生が片付けようか? 実費だけもらうけど」と問うたところ、「是非に」との回答。
数日中に対応する旨を告げる。
2日後に行動開始。
まず、郵便局でリサイクル券を購入しなければならない。
前述のとおり、メーカーによりリサイクル料金が異なるため、知人に電話して洗濯機のメーカー名を照会した。
中国製、メーカー名は〇〇電子、ロゴは△△とのことだった。
メーカー名はあいまいだったので、ロゴだけメモして、郵便局へ。
簡易郵便局では扱っていない可能性があるため、それほど距離が違わない塩山郵便局へ。
家電リサイクル券を購入したいと告げると、〇番窓口と案内された。
〇番窓口で、「家電リサイクル券をお願いします」と告げると、
家電リサイクル券と表示された数枚綴りの渡され、まず住所氏名の記入を指示された。
排出者欄とプレプリントされたところへ、住所氏名を記入して提出。
次がメーカー名である。
用意したメモの内容を告げると、担当の方は分厚い本を取り出し、洗濯機欄のロゴ欄に、メモと同じものを探し始めた。
メーカー名の多さにびっくりである。
数秒で探し当てることができると思っていたが、1分近くかかってしまった。
グローバル社会を実感する。
メーカー名は、〇〇電子であり、リサイクル料金は3261円であった。
これでようやく、家電リサイクル券を購入することができた。
次は洗濯機の積み込みである。
2槽式洗濯機であったが、思いのほか軽く一人で軽トラの荷台に余裕で積み込むことができた。
シンプルな造りになっているんだろうなと思う。
以前我が家の日本製の2槽式洗濯機を同様に処分したことがあるが、実に重たかったことを覚えている。
固縛を省略するため寝かせて運搬することにした。
環境センターの台秤の上に乗り、受付をすます。
今回は家電リサイクル品だけであるから、重量は計測しない。
環境センターからリサイクル工場までの運搬手数料2090円を支払い、集積場所に向かう。
ブラウン管式のテレビが沢山並んでいる片隅にスペースをみつけたので、そこに洗濯機を置くことができた。
今回、処分に要した費用は3261円+2090=5351円となった。
領収書を知人に示し、立替分を回収して一件落着、かかった時間は1時間程であった。
今回不要洗濯機の処分を通じて思ったこと。
リサイクルコストも含めての料金で判断しないと、損することもあるということ。
いくら新品価格が安くても、使い終わり始末する段階になって支払うリサイクル料金が他より高ければ、本当に安いものを買ったことにならない。
やはりリサイクル料金を含めた金額で売ってもらいたいものである。
それができないなら、リサイクル料金を表示せよと言いたい。
そうすれば、メーカーもリサイクルしやすいに、リサイクルコストを小さくするよう一所懸命考えるようになるからだ。
不法投棄がなくならないのは、
廃棄処分のコストを払えない貧しい人がいるからであり、
廃棄コストを支払わないことでぼろ儲けできる業態があり、得する人がいるからであり、
そこに捨てることがルール違反と知らない人がいるからだ。
不法投棄をなくし、リサイクル率100%を本気になって目指すなら、
’使っていらなくなったものを、決められた回収場所に持ってゆくことがお得になる’
あるいは、’不用になったものを、決められた場所に持っていかないと損をする’社会システムを作ることだと思うのだが。
以上
「故障して使えなくなったので新しいものを買ったんだけど、販売店が古いものを回収してくれなかった。
始末したいんだけど、どうしたらよいか」と、区内の知人から相談を受けた。
・我が日ノ本では、「家電リサイクル法」という法律ができ、洗濯機など家電4品目は粗大ごみとして簡単に処分できなくなった。
・リサイクルコスト及びリサイクル工場への輸送費は消費者(ゴミを出す人、排出者)の負担であり、メーカーによってリサイクルコストが異なり、
洗濯機の場合は、概ね5千円程かかる。
・金だけ払えばOKといかず、マニフェストと同様、家電リサイクル券がないと市の環境センターで引き取ってもらえない。
等を説明し、「面倒だから慣れているところで、小生が片付けようか? 実費だけもらうけど」と問うたところ、「是非に」との回答。
数日中に対応する旨を告げる。
2日後に行動開始。
まず、郵便局でリサイクル券を購入しなければならない。
前述のとおり、メーカーによりリサイクル料金が異なるため、知人に電話して洗濯機のメーカー名を照会した。
中国製、メーカー名は〇〇電子、ロゴは△△とのことだった。
メーカー名はあいまいだったので、ロゴだけメモして、郵便局へ。
簡易郵便局では扱っていない可能性があるため、それほど距離が違わない塩山郵便局へ。
家電リサイクル券を購入したいと告げると、〇番窓口と案内された。
〇番窓口で、「家電リサイクル券をお願いします」と告げると、
家電リサイクル券と表示された数枚綴りの渡され、まず住所氏名の記入を指示された。
排出者欄とプレプリントされたところへ、住所氏名を記入して提出。
次がメーカー名である。
用意したメモの内容を告げると、担当の方は分厚い本を取り出し、洗濯機欄のロゴ欄に、メモと同じものを探し始めた。
メーカー名の多さにびっくりである。
数秒で探し当てることができると思っていたが、1分近くかかってしまった。
グローバル社会を実感する。
メーカー名は、〇〇電子であり、リサイクル料金は3261円であった。
これでようやく、家電リサイクル券を購入することができた。
次は洗濯機の積み込みである。
2槽式洗濯機であったが、思いのほか軽く一人で軽トラの荷台に余裕で積み込むことができた。
シンプルな造りになっているんだろうなと思う。
以前我が家の日本製の2槽式洗濯機を同様に処分したことがあるが、実に重たかったことを覚えている。
固縛を省略するため寝かせて運搬することにした。
環境センターの台秤の上に乗り、受付をすます。
今回は家電リサイクル品だけであるから、重量は計測しない。
環境センターからリサイクル工場までの運搬手数料2090円を支払い、集積場所に向かう。
ブラウン管式のテレビが沢山並んでいる片隅にスペースをみつけたので、そこに洗濯機を置くことができた。
今回、処分に要した費用は3261円+2090=5351円となった。
領収書を知人に示し、立替分を回収して一件落着、かかった時間は1時間程であった。
今回不要洗濯機の処分を通じて思ったこと。
リサイクルコストも含めての料金で判断しないと、損することもあるということ。
いくら新品価格が安くても、使い終わり始末する段階になって支払うリサイクル料金が他より高ければ、本当に安いものを買ったことにならない。
やはりリサイクル料金を含めた金額で売ってもらいたいものである。
それができないなら、リサイクル料金を表示せよと言いたい。
そうすれば、メーカーもリサイクルしやすいに、リサイクルコストを小さくするよう一所懸命考えるようになるからだ。
不法投棄がなくならないのは、
廃棄処分のコストを払えない貧しい人がいるからであり、
廃棄コストを支払わないことでぼろ儲けできる業態があり、得する人がいるからであり、
そこに捨てることがルール違反と知らない人がいるからだ。
不法投棄をなくし、リサイクル率100%を本気になって目指すなら、
’使っていらなくなったものを、決められた回収場所に持ってゆくことがお得になる’
あるいは、’不用になったものを、決められた場所に持っていかないと損をする’社会システムを作ることだと思うのだが。
以上