ケイシロウ(FK)とババ抜きアプリで、
AIキャラ交えてのゲームをしてたので、
大幅に遅れてのカキコ。
派遣社員しているオオキは、
義歯が取れたので、
歯科医院に行った。
歯科医は、
義歯をつけ直す為に、
歯科技師にオオキの義歯をドリルで削らせた。
その際、
義歯の削り粉がオオキの目に入ってしまった。
その時は、
多少の目の違和感で済んだが、
夜中に目が開けられなくなるほど痛み出し、
眼科に行った。
眼科は異物が目に入って腫れ上がったと晴れ上がった八月のある日に、
オオキに話した。
オオキは、
異物はあの歯科医院の歯科技師が削った義歯からやと確信して、
歯科医院にクレーム付けに行ったが、
歯科医師から、
「あなたの心は歯槽膿漏(しそうのうろう)になっている!」と、
訳のわからん言い訳カマされてスルーされた。
オオキは悔しいけど、
派遣社員としての立場上、
誰にも相談するほどの地位も財力も無いことから、
諦めようとした。
すると、
ダチの半グレのアズマから、
「泣き寝入りするのか?」と問われたので、
オオキは、
「泣いたまま眠れるか?眠剤飲んでも無理や」と訳のわからん返答をした。
アズマはオオキを気の毒に思い、
安く相談に乗ってくれる弁護士を紹介した。
この弁護士は、
マグナカルタ21と名乗る、
小太りの中年男やった。
マグナカルタ21が『報の清心』という怪しげな法律事務所の一人だけの社長にして社員にあって、
法廷闘争無敗の男であることは、
過去記事に多くの記録を記事化している。
マグナカルタ21は、
問題の歯科医院に行き、
「歯科技師さまが削った義歯の粉がオオキさまの目に入った確率はフィフティフィフティ。けれど私は法廷闘争無敗の男。あなた方がよければ、法廷闘争に出てこの半々の確率を賭けてみませんか?」と、
持ち出した。
歯科医院側は、
よくよく考えた。
そして、
もし半分の不利な確率を被った場合のリスクを考え、
示談を要求した。
その内容は、
1年の期間のみ、
虫歯になったら、
無料診察するというものやった。
オオキは考えた。
そして長く法廷闘争することによる時間と、
敗訴した時のリスクを考え、
この歯科医院の示談を了承した。
ここに、
マグナカルタ21の法廷闘争無敗の記録が追加された。
(というより、一度も法廷闘争を経験しなくて済んだ)
マグナカルタ21は、
オオキに弁護料を40万円要求したが、
相手の経済的立場を考えて、
400円の千回払いの契約書にオオキをサインさせた。
この契約書には、
40万円完済まで、
オオキの子孫か後の親戚や縁戚がマグナカルタ21の子孫か後の親戚に支払っていくということの署名が含まれており、
それぞれの関係者においてサインと捺印された。
果たして、
約100年ほどで、
オオキかもしくは子孫や後の親戚縁戚が、
40万円を完済できるかどうかは、
今から100年以内にわかることやろう。
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