ケイシロウとトークアバウト

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ヒマジン(暇人)

2019-12-31 21:38:00 | 日記



ある男がいた。
世界中大騒ぎしていた湾岸戦争時、
明けても暮れても、
湾岸戦争の話題一色の世相にあって、
この男は、
全く無関心に、
自家製ラーメンの味を追求することのみに、
心を奪われていた。
世界中の人々が、
愛と平和を求めていた時に、
この男は、
ただただ、
美味いラーメンを求めた。
それ故、
彼は、
多くの人々から、
ヒマジンと呼ばれた。

2001年9月に同時多発テロが起こった。
アメリカが攻撃されたと言うショッキングなニュースは、
世界中を駆け巡り、
日本では、
夜のレギュラーニュース番組に緊急速報が入り、
空前絶後の大騒ぎとなった。
明けても暮れても、
同時多発テロの話題一色の時、
ヒマジンは、
どうやって、自家製お好み焼きのソースを美味くするかに、
心を奪われていた。
ヒマジンにとっての現実は、
不穏な世界情勢ではなく、
自家製お好み焼きやった。

こうして、
さまざまな大事件が起きても、
ヒマジンは、
無関心に、
好きなことに没頭し続けた。

そうこうしながら時は過ぎた。
が、
ヒマジンの家の四軒先が火事になる。
ヒマジンの近所は大パニックやったのに、
ヒマジンは、
自家製ホットケーキ作りに夢中になって、
自分の家さえ危ない状態なのに、
無関心にホットケーキ作りに没頭した。
ヒマジンにとっての現実は、
家が焼ける以上に、
ホットケーキが焼けることやった。

ヒマジンにとって、
国も人種も宗教も関係なく、
自分の没頭しているものだけが、
生活であり、世界であり、存在であり、愛やった。

そんなヒマジンやったが、
あの時の火事で、
自家製ホットケーキとともに、
焦げた。


知ってから観るか😲❓観てから知るか😵❓

2019-12-30 13:36:00 | 日記




多くの人は、
金を払って映画館に行く時には、
エエ思いをいただく目的で行く。
「サウンド・オブ・ミュージック」「ニュー・シネマ・パラダイス」「フィールド・オブ・ドリームス」「最強のふたり」なんかを観た後の心は、
初日の出を拝んだ直後に等しい🤗🤗🤗
が、
光があれば影もある。
「ファニー・ゲーム」「ピアニスト」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「レクイエム・フォー・ドリーム」「リリイ・シュシュのすべて」と言った映画を観た後の心は、
竜巻か何かで新居を吹き飛ばされた後に等しい😠😠😠
今回は、
2000年製作の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のお話。

とある名画ばかりをして、
喜ばれている、
ミニ・シアターがあった。
みんな、
イイ映画を観れたと喜び、
この映画館は、
お客様にむちゃ愛された😊😊😊

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」封切り。
受付けの若い女性スタッフの「いらっしゃいませ」の言葉に、
観客は、
感涙5秒前😖😖😖
映画好きの品のエエおばさんも「ご苦労様」とねぎらい返し。
仲良しの女子高生たちは、
観終わったら、スイーツ行こうとはしゃぐ🤗🤗🤗
とある男性の肩に、
ババはんがぶつかるが、
男性は逆に、
相手に、
「お怪我はありませんか?」の思いやり。
こうして、
パラダイスな香り漂う中で、
映画は始まった。

上映終了。
あの品のエエおばさんが、
仏頂面に帰ってるところに、
先の受付け女性スタッフが、
「また、おいでください」と優しく声かけた。
おばさんは、
「また、おいでください⁉︎そんなにこの映画館はカネが無いんか⁉️」言うて出て行った。
仲良し女子高生たちは、
不機嫌に、
スイーツ止めて角打ちに『富の寿』飲み行こうと呟き合う。
ババはんに肩をぶつけられた男性は、
ババはん捕まえて、
「さっきの肩がうずく。わざとぶつかりなさんな」と嫌味。
ババはんは、
「肩に当たったんでしたね。ケツに当たったかと思ぉてたら」と嫌味返し。
こうして、
パラダイスのパの字もない、
アウシュビッツな香り漂う中、
イボ痔が破れてウミが出てるようなツラした観客たちはいなくなった。

ケイジロウ、
どんな映画観るのも勝手やけど、
自尊心だけは保てよ。




ボーリング場での惨劇😲

2019-12-29 13:56:00 | 日記




パパウコの会社(ケイジロウ、従業員11人の金物屋は、会社と言うより商店と思うけど🤔)では、
毎年恒例の、
年忘れボーリング大会が開かれる。

昨年末も例年通り催された。
が、
パパウコがガーターばかり出すので、
パパウコのチームにいる先輩従業員がキレて、
「ガーターばかり出しやがって!お前がチームの足を引っ張っとんや!」とガナった。
パパウコは、
「先輩、ごめんなさい。私が体張って、ストライク取りますから」言うて、
そのままレーンに走って行って、
ピンにヘッドスライディングした😱😱‼️

ストライクやったけど、
パパウコはそのまま気絶して、
救急車のお世話になった。


アイドルを探すな!!

2019-12-28 18:35:00 | 日記




(ケイジロウ、かつて四年前に、gooからブログ凍結されて四年の月日。Twitterからは、三回凍結処分喰らい、規約の大切さを、脳から骨の髄まで食い込まさせられた!ヤバ記事は、fc2の『アベッチとアベケイ』に書き込み、何よりも、gooで書き込めるありがたさを持って、より一層、規約を守って行こう。ケイジロウ、SK、このブログの主役は、お前や‼️)

ツバメちゃんとモミジちゃんの、
三年前の、
高校時代の出来事。

ツバメちゃんは、
韓流アイドルのワナワンの極秘ライブの情報を掴んだ。
それで、
モミジちゃんに大声で、
「ワナワンの極秘ライブがあるんだけど、これは、二人だけの秘密よ!!」と言った。
が、
教室内の全女子生徒に聞こえた為、
この情報は、
学校中のオンナの知るところとなった。
それで、
たくさんの女子生徒とともに、
ツバメちゃんとモミジちゃんは、
ワナワンの極秘ライブへと行くことになった。
モチ、
学校サボって。

平日。
チンケな小ホールへと、
ツバメちゃんらオンナどもは、
ワイワイ言いながら、
入ってきた。
公演は昼の3時からやけど、
みんな、
待ちきれなかったので、
朝早くから、
ホール前の地べたにたむろしていた。

そして、
3時😍😍😍
元気な進行役のお姉さんがステージに上がり、
不思議そうにツバメちゃんたちを見つめ、
「え😳みんな、興味あんの⁉︎」と尋ねた。
モミジちゃんが元気に、
「モチよ❗️ワナワン見られるのよ!」と言う。
お姉さんは、
「ええ😳😳ワナワン⁉️」と訝っていたところに、
杖ついた革ジャンのジジイグループが、
ステージに上がってきて、
ツバメちゃんたちに「ベイブ」と言って、投げキッス😘した。

モミジちゃんは軽く笑って、
「お姉さん。これ、何の冗談?」と言った。
お姉さんも笑い返し、
「何の冗談とは何の冗談❓」と言い返した。
ツバメちゃんはガチギレして、
「これがワナワンか😡⁉️」と叫んだ!
お姉さんは驚いて、
「ワナワンですって😳?彼らは、ワナワンじゃないわ。ワナワナよ!年寄りアイドルグループの」と答えた。
ツバメちゃんたちは、凄まじくガク(愕)が入った😱😱😱‼️
みんな、
「ワナワナですって😱ワナワンやなくて、ワナワナですって🙀🙀」と、
凄まじく、
狼狽した‼️
お姉さんは、
「ワナワナを馬鹿にしてもらったら困るわ!ワナワナは、全国年寄りアイドルの十両的存在なのよ。幕内アイドルまで、あと一歩なのよ」と力説!
更に、
「ワナワナの『金太郎ラプソディ』と『アンクレットはお数珠で決めて』は、全くヒットしなかったわ。でも、一聴の価値があり過ぎる名曲なのよ」と、再力説!!
女子生徒たちは、ツバメちゃんとモミジちゃんに、
「ワナワンとワナワナを間違えるな!!」とガナリまくった!

全員、
はなはだしくふてくされた。
それで、
席を立って、
帰ろうとしたら、
お姉さんが、
「あなたたちには二つの道があるわ。そのまま帰って、学校にサボりのチクリメール入れられるか?それとも、このまま残って、ワナワナを応援するかのどちらかよ」と言った。
全員、残った。



サボりは俺のパスポート👍

2019-12-27 20:12:00 | 日記



ケイジロウと同じ歳のアキノリ君の高校時代の話。

サボり過ぎて、
担任に目を付けられていたアキノリ君は、
もうサボらないと決心した。
が、
翌日、
サボった。
それで、
担任に弁解する為、
知り合いのオッサンに頼み込み、
喘息の発作で倒れているところを、
アキノリ君に助けられたと言う、
でっち上げの協力をお願いした。
オッサンは快く引き受けたので、
このハッタリは、
アキノリ君の美談として、
担任の胸の内にしまわれた。

そんなアキノリ君やったが、
再び、
サボってしまう。
それで、
今度は、
実際に骨折していた知り合いのガキに頼み込み、
アキノリ君が、
痛がってるガキを見付けて、
病院に連れ込んだと言うでっち上げへの同意を求めた。
ガキもアキノリ君と口裏合わせしたので、
この怪しげな三文芝居も、
担任の心の中の美談のひとつになった。
アキノリ君は担任に言った、
「俺の心の献立は、人助けです」。

こうして一週間が終わり、
学校がお休みの日曜日が来た。

アキノリ君は、
ダチの家に遊びに行く途中で、
道端に座り込んで心臓押さえ、
「はあはあ」苦しがるババはんを見つけた。
ババはんは、アキノリ君に、
「お願いです。病院に連れて行ってください」と頼んだが、
アキノリ君は、
「普通の日なら連れてってもいいけど、日曜は駄目や。休日やもん」言うて、
歩き去った。

翌日の月曜日、
歴史の授業中に担任が来た。
そして、
生徒たちに、
「俺のお袋が、きのう、具合悪くなって倒れてたらしいんだよ。それで、そばを通っていた高校生に助けを求めたんだけど、無視されたって。その無視したやつは、絶対お前らの誰かだと言い張って効かないから、確認させてくれよな」と頼み、
廊下に「いいよ」と声をかけた。
そしたら、
きのうの心臓押さえて苦しがってたババはんが入ってきた。
アキノリ君は席を立ち、
クラスメイト見回して、
「誰や❗️こんなひどい事する奴は!!」と怒鳴った!
ババはんは、アキノリ君を指差して、
「お前や😡‼️」と叫んだ!