ケイシロウとトークアバウト

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信念に向かって駆けよう

2024-07-30 23:50:00 | 日記




カッちゃんのダチのかんちゃんは、
日々、
激しい懊悩(おうのうと読む。悩み悶える意)を心に抱き、
「オウ❗️ノー❗️(Oh!No!)」と叫びたい衝動を抑えるんやった。

理由は、
かんちゃんのお父さんが、
脳腫瘍の大手術をする日、
非常に大切なショウがある日やった。
かんちゃんは7万円出してチケットを購入して、
このショウを一年前から心待ちにしていた。
なのに、
そんな日に限って父親の大手術。
「父親についててやろう」という心と「人はどうせムエルト(スペイン語で死の意)迎えるからショウを優先しょう」という心が、
反目しながら、
父親の手術日にして大切なショウが公演される日を迎えた。

父親が手術室に入ると、
かんちゃんの先の二つの心が更に争った。
かんちゃんの母親は、
理由はわからなくとも、
かんちゃんが、
ここにいる以上に大切な何かの為に悩んでいることを感じた。
母親はかんちゃんに、
「行きなさい。あなたの信念に従いなさい」と言った。
かんちゃんは、
「でもお父さんにもしものことがあったら?」と問うので、
母親も、
「もしものことがなかったら?」と問い返し、
「あなたが後悔しない道を堂々と突き進むのよ!」と強く言った。
かんちゃんが尚も戸惑っていると、
「あなたが7万円をそれに使っていることは知ってるのよ。それだけあなたが価値を認めたものなんでしょう?行きなさい」と、
母親はしきりに言った。
かんちゃんは母親に深く感謝して、
病院を後にした。

とある会場。
たくさんの観客とともに、
かんちゃんは心待ちに席に着いていた。

ステージでは、
猫マスクした網シャツと網タイツの女が手に鞭を持っていた。
そしてこの女のすぐ前に、
犬の着ぐるみしたオヤジが四つん這いになっていた。
猫マスクの女は客席に向かって、
「今夜はワン🐶ワン🐶オヤジ百叩きショウに来ていただきありがとうニャン!派手に叩きまくるニャン!」と言って、
犬の着ぐるみオヤジへの鞭打ちを始めた。
猫マスクの女はひと鞭ごとに「にゃお〜ん!!」と鳴き、
犬の着ぐるみオヤジは鞭で打たれる度に、
「あオーん!!」と吠えた。

客席は興奮のるつぼと化し、
かんちゃんも観客たちと、
「あオーん!あオーん!」と一緒に吠えて、
盛り上がりに盛り上がった。

そしてその後、
かんちゃんの父親の手術は大成功して、
健康を取り戻した。
母親はかんちゃんに、
「あたしの言った通りでしょう?七万円の芸術かナニか知らないけど、あなたの信念が貫かれて良かったわ」と言うと、
かんちゃんはうれしそうに、
「あオーん!!」と吠えた!

鬼火が翔んだ夜

2024-07-29 23:56:00 | 日記




カッちゃんとダチのかんちゃんは、
地下アイドルのライブに行って、
終電を逃してしまった。

それで、
どちらも翌日が仕事やったから、
家路は近道をしようと言い出した。
けど、
近道は、
電灯ひとつない林道で、
しかもある富豪の私有地やから、
不法侵入にもなる。
が、
こんな夜中に、
見つかる可能性はほぼないので、
堂々と二人は林道を通った。

すると、
前方に明かりが見えたので、
警備員かと思い、
行って訳を話して通らせてもらおうと二人が明かりの方に近づくと、
立ち込めた夜霧の真ん中に、
デカい火の玉が浮いていた。
二人は両手で口を押さえて、
悲鳴を無理矢理こらえた😬

二人はしばらくじっとしていたが、
来た道を引き返そうとすると、
火の玉が動いて二人の前方に来た。
二人は両手で口を押さえて、
悲鳴を無理矢理こらえた😬

二人はそろっと斜め方向に行こうとした。
すると火の玉が動いて二人の前方に来た。
二人は両手で口を押さえて、
悲鳴を無理矢理こらえた😬

火の玉は今度は二人のすぐ頭上に来て、
ぐるぐる回った。
カッちゃんは恐ろしさを吹き飛ばすために、
スマホでYouTubeを開き、
ブラマヨの漫談動画を流したが、
効果はなかった。
そこにひとりの老婆が来て、
火の玉に向かって、
「🎤鬼火が翔んだ。鬼火が翔んだ。あなたは一人で生きられるのね」と何かの替え歌を唄った。
すると火の玉は、
老婆の方に飛んだりカッちゃんたちの方に飛んだりした。
老婆はめげることなく火の玉に、
「🎤鬼火が翔んだ。鬼火が翔んだ。あなたは一人で生きられるのね」と唄うと、
火の玉は勢いよくぐるぐる回って、
飛び去った!
同時に夜霧が消えた。
カッちゃんが老婆にお礼を言おうとすると、
老婆は、
「ナニも言ってはいけない。今は。鬼火が戻ってきますさかい」と言って、
スタスタ歩き去って行った。

翌日。

港ツンコの診察室で、
港ツンコとコウコが首を絞め合っているところに、
看護師が来て、
「急患です」と告げたので、
コウコは港ツンコに、
「この欲求不満の五目焼きそばが!コロスぞ!」と捨て台詞吐いて診察室から出て行こうとすると、
港ツンコは、
「このカバの腐れキンタマが❗️」と罵った!

コウコと入れ替わって来たのは、
カッちゃんとかんちゃんやった。
どちらも親から診てもらえと言われたらしい。
港ツンコは、
二人の体験談を聴き、
現地に行ってみることにした。

二人が通った林道は、
ツツジ坂44のセンター、
タマ甘噛みババアの私有地やった。
港ツンコは、
ここに、
タマ甘噛みババアの別荘があることを知っていたので、
訪ねてみた。
あんじょう、
タマ甘噛みババアか孫のトモキがいた。
このトモキは、
かつて、
カッちゃんとかんちゃんをぶっ叩いたことから、
二人にベルトで叩かれた過去を持つ。
そして、
反社会性パーソナリティ障害で、
トモキは港ツンコの診察を受けてもいた。

港ツンコは、
3Dホログラムの水蒸気スクリーン型を使い、
鬼火を写した可能性が高いと睨んだ。
(水蒸気を夜霧に見せかけ鬼火の立体映像を写したカタチになる)
また、
歌を唄った老婆はタマ甘噛みババアであることも間違いないと確信した。
が、
あくまで、
私有地を無断で通ったモンへのトモキのいたずらで、
相手がカッちゃんやかんちゃんと知ってやったという可能性は低かった。
港ツンコは以上の確信をもって、
トモキに問いかけた。

トモキは港ツンコをじっと見て、
「道行く足がうずき、腕が疲れて上がらない。でも空に太陽が出たなら、ぼくは歩き続けないといけない。それがぼくの宿命だから。ワイルドな世の中にあって自分らしく生きたいから」と語リ、
目を閉じて微笑んだ。
港ツンコは心に、
「ナンやこの三文芝居は⁉️人がナンで3Dホログラムで驚かせたか聞いとるのに、ごまかすんじゃねえ🤬❗️」と毒づいた。


また来たぜ

2024-07-29 01:16:00 | 日記




ノブミツの経済的特徴は、
月末に、
金が無くなることや。
それで、
PayPayなどの電子マネーをセコくフル活用する。

この日曜日(現時点では月曜日やけど)、
ゼニ無し状態のノブミツは、
PayPay払いで、
某コンビニの怪しげなオリジナル安サイダーを買おうとしたが、
PayPay残高が足らないと言われた。
店内では、
この安サイダーは、
税抜158円、
税込170.64円となっていた。
今回のPayPay払いでは、
170円までは良かったんやけど、
後の64(64銭ということやろか🤔理屈的には)が足りないことになる。
ノブミツはコンビニ店員に、
「テメーら❗️変な端数付けて量産して荒稼ぎすんじゃねぇ❗️とか、俺絶対に言いませんから、商品戻しておいてください」と言った。
店員がフテたような表情で商品を受け取ると、
ノブミツは、
「テメー❗️ゼニ無しのビンボー人がという表情浮かべて客対応すんじゃねえ❗️とか、俺絶対に言いませんから、また買いに来た時はよろしくお願いします」と言って、
コンビニを後にした。

釈然としないノブミツは、
コンビニ近くに、
ソフトバンクの店舗があることを知った。
行けば、
PayPay200円分がもらえる。
それで、
auユーザーのくせに偉そうな態度でソフトバンク店舗に行き、
PayPay200円分のポイントをもらい、
さっきのコンビニに戻ってきた。
その際、
「おい❗️クソったれどもが❗️戻ってきたぜ❗️とか俺絶対に言いませんから、またあのサイダー買わせてください」と言った。



暗闇にあっても光の中を歩め

2024-07-27 21:55:00 | 日記




まりやぎ似のしのぶが中学生の頃のこと。

しのぶの中学の初老の教頭キトウが生徒会長のサイトウくんにこう言った。
「いい生徒も多いが、悪い生徒はその悪さを咎める以上に、どうすれば良くなるかを考えないとならない」
サイトウくんは、
「教頭先生の言われる通りです。ぼくはしのぶに学校の階段から落とされましたけど、彼女を非難することなく、生徒会長として彼女が良くなることを祈ります」と返答した。
キトウは言った。
「お前は、光から外れることはない」

その夜のこと。

売れっ子ホストの花頭2枚目(はながしらにまいめ)は、
自分につきまとうばかりでなく、
ストーカーに近いことまでする、
土木建設で働く20代女のハットリに悩まされていた。
それで、
その夜も、
自分の後をつけるハットリを、
人がいないバス停近くで堂々と向き直り、
「ナニこそこそつけ回すんだよ、ハットリ!」と声を荒げた。
ハットリはキレて😠
「ナンやと偉そうに!あたしらの金で生きてるんじゃないか!あたしらの働きの血を吸うようなもんだろ⁉️ヒルじゃないか⁉️」
と、
怒鳴り返した!
花頭2枚目はせせら笑って、
「ナニ言ってんだよヒルだなんて?よく見ろよ!今は夜じゃんか!」と言い返した。
ハットリはガチギレして😡
「誰が1日の区分の話ししてんだよ⁉️ヒルは血を吸う哺乳類なんだよ!」とガナると、
花頭2枚目は、
「ヒルは哺乳類じゃねえ❗️環形生物(かんけいせいぶつ)なんだよ!このドカめが!」と罵ったので、
ハットリは、
「ドカめとはどう言う意味や⁉️」と声を荒げた。
花頭2枚目は、
「ドカめはな、土方オンナのことなんだよ!」と更に罵ったので、
ハットリは超ギレして🤬
「人の職業まで小馬鹿にしやがって!もう最後や❗️」と叫び、
以下の物を取り出した、
⬇️



そして大声で、
「ムーミンよ❗️花頭2枚目の血を吸うのだ❗️」と叫んで、
ムーミンナイフを振りかざした!
花頭2枚目は「誰か助けて❗️」と悲鳴を上げた!

すると、
三味線の音色とともに、
般若の面を被った和服姿の男が下駄を履いて、
花頭2枚目とハットリのところに歩いてきた。
そして三味線の戦慄とともに、
「フジエは男の息を首筋に感じながらも、抵抗しなくてはいけないと思いながら脚を広げた。女の血潮がみなぎった」と、
弾き語り風に語った。
ハットリは驚きつつも、
「ナニ者やお前は⁉️わいせつ罪で訴えるぞ!」と凄んだ。
般若は静かな口調で、
「ワレは白百合の朝露の輝き」と言った。
ハットリが「🤔❓」としていると、
般若は更に、
「またの名を、福田明日香の初恋メモリー」と語り、
「その実体は、般若の面を被った男❗️」と叫んだ!
ハットリはムーミンナイフを振りかざして、
「ムーミンよ!般若の胸にひと突きふた突き!!」と叫んで、
般若に突っ込んだがかわされて、
三味線で頭を叩かれ気絶した!

と、
そこにたまたま、
しのぶのグループが通りかかった。
そして般若を見て驚きながらもニヤリとして、
「おお❗️般若じゃねーか⁉️この前の礼をさせてもらうぜ!」と言い、
グループみんなで「こんばんは❗️」と言って、
般若に一礼した。
花頭2枚目が呆れて、
「お前ら、礼をさせてもらうの意味わかっとんのか?」と尋ねた。

しのぶはニヤリとしてガラケーを出して、
「野球部でただ一人のオンナにしてド突きの花道をひたすら歩くイカれ玉が、般若にデッドボールを喰らわす!」
と言い、
「イカれ玉❗️すぐにここに来て❗️シバきごとが入ったのよ❗️」と命令した。
ガラケーからは、
「イカれ玉❗️スタンバイいたします❗️」という返答があった。
今回はイカれ玉がなかなか来ないので、
しのぶは時間稼ぎに、
2年前に弟のカイくんとUFO🛸を見た時の体験談をした。
その間に、
ピンク地の花柄の野球ユニフォームを着た厚化粧オンナのイカれ玉が来て、
「般若よ!9回裏の勝負や❗️」と訳のわからんことを言って、
石灰の詰まったボールを投げ付けた!
が、
般若が三味線で打ち返したので、
ボールはしのぶ達の真ん中に落ちて、
全員、
石灰まみれになったので、
苦しみながら逃げ去った!

そこに夜霧が出てきて立ち込めた。
般若が来た道を戻ろうとすると、
花頭2枚目が、
「般若様!お待ちください!」と大声出した。
般若が立ち止まると、
花頭2枚目は、
「ぼくは良くない生き方をしていました。ぼくに行くべき道を教えてください」と言った。
般若は近くに咲いてた花を手に取り、
「この花はわたしです。やっときれいに咲いたのです。けど満開の美しさに酔いしれて周りが見えなくなりました。そしてわたしは気づきました。わたしの美しかった花がしぼみ体の水分がなくなり、わたしは枯れて行ってることを。ああ神様。今度わたしが別の花として咲いた時には、思い上がることのない人を喜ばせる花となりますように」と言い、
三味線を鳴らして、
「この花はわたしです。やっときれいに咲いたのです。けど満開の美しさに------」と先の言葉を弾き語りしながら、
夜霧の中へと姿を消した。
花頭2枚目は涙を浮かべ夜霧に、
「般若様❗️この花頭2枚目はきっと良い花に生まれ変わります❗️」と叫んだ!

翌日、
花頭2枚目はホストクラブを辞めて、
土木作業員として働き、
ハットリとは別の立場で仲良くなった。
花頭2枚目の真面目な態度は、
花頭2枚目を現場責任者にまで昇格させたが、
花頭2枚目は、
絶対に人を分け隔てすることなく優しく接するので、
会社の上司からも従業員からも愛された。




夜に爪を切りました

2024-07-26 20:50:00 | 日記




カッちゃんの高校時代のこと。

オヤマという部活(読書部と言う名のスマホ📱ゲーム愛好会)の先輩が、
カッちゃんにゲームの相手してくれと電話した。
夜になり、
カッちゃんがオヤマの家に行くと、
両親が今夜から3日ほど親戚の家に行くので、
堂々とゲーム🎮とファーストフードに浸れると喜んでいた。
そして、
カッちゃんとゲーム🎮して、
互いにコーラを飲んでたとき、
オヤマは爪切りを出して爪を切り出した。
カッちゃんは心配そうに、
「先輩。夜に爪を切ったら早死にするらしいですよ」と言った。
オヤマは軽く笑い、
「知ってるよ。その迷信は。爪を詰めに当てて、夜を世に当てるから、夜爪が世詰めになるのさ。けどお前、こんなもん信じてたら、世の中渡れないぜ」と堂々と言った。

カッちゃんは心強くなり、
家に帰ると、
明日の朝切る爪を夜に切った。

翌日。

カッちゃんの母親が、
オヤマが脳卒中を起こして、
蓮🪷の咲いているところに旅立ったことを告げ、
今夜が通夜やと教えた。

カッちゃんは絶叫😱して、
昨夜切った爪をゴミ箱から全部拾って、
アロンアルファでひとつずつ丁寧に、
元の指の爪に、
引っ付けたと言う。
(上手く引っ付いたやろうか🤔)
(また、オヤマの急逝は夜に爪を切ったからか🤔🤔たまたまか🤔🤔🤔)
(けど高校生の脳卒中とか珍しいとは思うけど😬)