カッちゃんとかんちゃんの中学生時代の悪夢の思い出。
カッちゃんとかんちゃんは、
小学校時代から、
近所で口やかましい一人暮らしの老婆を魔女だとささやきあった🤭🤭
それで、
ハロウィンの日🎃に、
驚かしてやろうと二人は企み、
かんちゃんが、
ぺこちゃんコスプレをして、
夜に老婆の裏庭に侵入した。
そして、
ぺこちゃんコスプレしたかんちゃんが老婆の前に現れて、
「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)❗️」{お菓子をくれなきゃいたずらするぞ、の意}
と叫んだ!
老婆は絶叫してかんちゃんにご真言を唱えた。
するとすぐにかんちゃんの具合が悪くなったので、
カッちゃんはぺこちゃんコスプレしたかんちゃんをそのまま連れて帰った。
ところが、
かんちゃんがぺこちゃんの着ぐるみを脱ごうとすると、
物凄く具合が悪くなるので、
3分間のみの食事とシャワー以外は、
かんちゃんはずっとぺこちゃん着ぐるみ姿やった。
寝る時もぺこちゃん着ぐるみのまま寝る始末やった。
数日間もこの状態が続くことにかんちゃんの母親は恐れを抱き、
あの老婆の家に言ってお詫びして、
ご真言を解いてもらおうと、
ぺこちゃん着ぐるみのかんちゃん連れて老婆の家に行った。
ところが、
老婆は、
昨夜に亡くなっていた。
死因は過度な想像妊娠からの心臓発作とのことやった🙏
かんちゃんはぺこちゃん着ぐるみのまま大泣きした❗️
母親は、
ぺこちゃん着ぐるみのかんちゃんを、
あちこちの真言宗の寺院に連れて行ったが、
老婆のご真言を解くことの出来る僧侶はいなかった。
そこで、
比叡山系の法力の強い僧侶のいる寺を紹介された。
ぺこちゃん着ぐるみのかんちゃんと母親が紹介された寺の住職は、
於道(おどう)やった。
相変わらず鈴だらけの錫杖を手にした於道(おどう)は、
錫杖でぺこちゃん着ぐるみのかんちゃんの肩を3回叩いた❗️❗️❗️
かんちゃんは悲鳴を上げた🙀
於道(おどう)は考え込み、
小坊主を呼んだ。
小坊主が入って来ると、
於道(おどう)は、
「おぬし、どん兵衛の肉うどんを食いなさったな?」と尋ねたので、
小坊主は必死に、
「いいえ御住職、油揚げの入ったどん兵衛にてござります」と言い訳すると、
於道(おどう)は、
「シツうブッしょォ~ッ‼️」と叫んで、
錫杖で小坊主の頭を叩いた!
ガシャっ!という鈴音とともに小坊主は頭を抑えて絶叫した❗️
かんちゃんはあまりの恐ろしさに、
ぺこちゃん着ぐるみのまま口に手を当てた!
小坊主は頭を抑えながら、
「申し訳ございませんでした❗️」と詫びると、
於道(おどう)は、
「仏に仕える者はどん兵衛肉うどんを口にしてはならぬ!今後は赤いきつねか緑のたぬきしか食うなよ!」と叱ると、
小坊主は泣きながら😭
「仰せのとおりにいたします」と頭を下げた。
於道(おどう)は小坊主に、
読み仮名付きの大般若経典を持って来るように指示した。
小坊主は於道(おどう)に一礼して退室し、
すぐに分厚い大般若経典を持って来た。
於道(おどう)はかんちゃんに、
「この経典を読誦いたせ。仏様に捧げる気持ちで読誦いたせ」と言った。
ぺこちゃん着ぐるみのかんちゃんは、
分厚い大般若経典を手に取り、
うわずりながら読み上げた。
その度に、
於道(おどう)は、
「シツうブッしョォ~ッ❗️」と叫び、
錫杖で、
ぺこちゃん着ぐるみのかんちゃんの頭を叩くんやった!
ガシャっ!という鈴音とともにぺこちゃん着ぐるみは絶叫した❗️
於道(おどう)は、
「お経が仏様に届いてないわ❗️」と叫んで、
「シツうブッしョォ~ッ❗️シツうブッしョォ~ッ❗️」と叫びまくり、
錫杖でぺこちゃん着ぐるみを叩きまくった❗️
かんちゃんは痛み😖に我慢できずに、
思わずぺこちゃん着ぐるみを脱いで於道(おどう)に、
「痛いじゃないですか🤬激おこぷんぷん丸にてござりますよ🤬🤬」とガチギレした❗️
その時、
かんちゃんの母親が於道(おどう)に感謝の言葉を述べた。
かんちゃんも、
ぺこちゃん着ぐるみから解放されたことを知り喜んだ。
於道(おどう)は、
「悟りに至らぬ者は痛覚を刺激すれば我に帰るのじゃ」と言い、
目を閉じて般若心経を唱えたので、
かんちゃん、母親、小坊主も目を閉じて、
拝んだ。