ヨウイチが12歳の時のこと。
ヨウイチはダチのカイくんとアキノリくんとともに、
少年サッカークラブに所属していた。
そんな時、
他の少年サッカークラブのメンバーが、
とある石段を駆け降りる際に、
ある体のデカい女の子っぽいモノから、
後ろから押される事件が連続した。
体がデカいだけの特徴以外全くわからないこの女の子は、
押しの娘(おしのこ)と呼ばれた。
そして、
押しの娘(おしのこ)は、
どういう訳か、
ヨウイチ達以外の少年サッカーチームを狙っているんではないか、という噂が飛び交った。
理由は、
事件が起こる石段をヨウイチ達のサッカーチームが駆け降りる時には、
押しの娘(おしのこ)は全く現れないからやった。
ある日、
連勝で浮かれたヨウイチのサッカーチームは、
「俺らを負かせたチームにはプレステ2をやるぜ!」と豪語したので、
しのぶが、
「貴殿どもを負かすのはオンナ精鋭チームよ!」と言って挑戦して来た。
ヨウイチ達は気落ちして、
「ヤだな。しのぶはボールだけじゃなくて俺らのタマを蹴るぜ」と言った。
ヨウイチのサッカーチームは浮かれムードからお通夜ムードに変わってしまった。
一方、
しのぶのオンナチームが練習の一環としてランニングをしようと、
例の石段に差し掛かった。
その時、
体のデカい女の子がしのぶを押そうとしたがかわされて、
逆に落ちてしまった。
その時、
この落ちた押しの娘(おしのこ)の正体が、
ヨウイチとカイくんとアキノリくんを同時に三片想いしているハルミちゃんやったことがわかった。
そこにヨウイチ達が偶然にやって来た。
すると石段と石段を挟む空き地にいたハルミちゃんは立ち上がってヨウイチ達を見つめ、
「ウグ😳❗️ウグ😳😳❗️❗️」と叫び、
右手で頬をさすりながら、
「クゥーっ❗️」と叫んだ!
するとしのぶは、
「死ね!押しの娘(おしのこ)!!」と叫んで、
ハルミちゃんを、
更に下の石段へと押したので、
押しの娘(おしのこ)ハルミちゃんは、
回転しながら落ちて行った。
この一件から、
シンの押しの娘(おしのこ)は、
ハルミちゃんなのか🤔
しのぶなのか🤔
区別が付かなくなったという。