ケイシロウとトークアバウト

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

真夜中のアーティスト

2020-01-31 18:42:00 | 日記



画像は、
フォト蔵にあった、
傑作タギング👍‼️
タギングとは、
公共の壁に描かれるストリートアート。
ズバリ、
落書き!
構図から色彩まで計算して描かれるストリートなお芸術なのに、
町方は、
公共物破損の犯罪だと非難する。

カズナリと言う二十代青年がいた。
デザイナーの専門学校出たが、
就職することに戸惑いを感じ、
それでいて、
自分の内に秘めたるモノを発散したかったので、
昼間は引きこもり、
真夜中に、
スプレー缶持って、
街のあちこちに、
タギングした。

あるところは、
印象派風なタギング。
あるところは、
ピカソ的タギングと、
精一杯のエネルギー出して、
タギングに、
打ち込んだ!

真夜中の冷気の中、
そのままでは平凡過ぎるつまらない壁に、
スプレー缶持って、
自分の世界と宇宙を描く。
カズナリの心臓の鼓動と、
スプレー缶の噴射する音が、
調和する😻
ここに描かれた物は、
カズナリの内側に生きるもののカタチのひとつやった。

ところが、
カズナリの画才に感動した、
人々が、
次第に集まり出して、
カズナリがタギングしてる後ろから、
静かに見守り、
絵が完成した暁には、
みんなが大喜びした。

集まりの輪が広がり出し、
カズナリは、
真夜中のアーティストと慕われた。

ある深夜。
たくさんの人達の中で、
一人の青年が、
涙を浮かべて、カズナリに、
「あなたの絵に心が喜び、魂は潤されます。ぼくと握手してください」と言ったので、
カズナリは喜んで握手したら、
手錠をかけられた。
カズナリは驚いて、
「ほ、Why😳?」と言った。
青年は、
「英語で驚いても駄目です。現行犯です」言うて、
警察手帳を見せた。


ハネムーンは火と燃えて

2020-01-30 17:30:00 | 日記




ラブラブ交際から三年目。
ケンジとカヨコは、
遂に、
永遠の契りを交わした。
ズバリ、
結婚💝💝
ケンジは、
新生活の為に、
マイホーム🏠を購入した。
二人は、
下見に行って、
大満足した。

新婚旅行は、
カヨコの提案で、
高級感漂うお屋敷を、
数日レンタルして、
リッチな気分で過ごそうと言う話になった。

早速、
絢爛豪華な、
高原にたたずむお屋敷へと、
二人は、
やってきた。

高級感漂う室内に、
リッチ気分に身震いする。
カヨコは、
更にリッチな気分に浸ろうと、
暖炉に火を着けようと提案した。
ケンジは、
新聞紙丸めて、
薪に火を着けようとしたら、
薪から、
あぶが出てきたので、
思わず、
燃えている新聞紙で叩き落とそうとしたが、
逃げられた。

その代わり、
火の粉が、
敷かれた高級絨毯に落ちて、
一気に燃え上がった。
二人は、
消火しようと、
あちこち眺め回すが、
消火器が見つからなかった。

それで、
台所に行って、
洗面器に水を汲んで来たら、
暖炉のある室内は、
炎に包まれていた。
もっと水をと、パニくっていたところに、
火災爆発💥‼️

二人は、
気が付けば、
病院の一室に、
横たわっていた。
そばには、
お屋敷の貸し主が、じっと見守っていた。
そして、
「8千万円の賠償請求の件ですが、賠償請求の20%offの6400万円と、請求手続き手数料600万円の合計7000万円を、御要求させていただくことになりました」と言った。
ケンジは弱々しく、
「私のマイホーム物件が3000万円ですが、頭金の1000万円と残りはローンになっております。この頭金をまずはお取りください」と言った。
貸し主は、
「失礼ですが、マイホームの頭金1000万円は、途中解約の際の罰金400万円と解約手数料の100万円で、お手元には500万円しか帰って来ません。その事実を鑑みまして、わたくしどもは、寛大にも20%offの請求金額に手続き手数料をプラス致しまして、七千万円の御請求とさせていただきました」
ケンジは、言葉を震わせて、
「では、わたくしたちは、そちら様への七千万円請求の為に、生きていくことになるんですね」と言うと、
貸し主は、うやうやしく、
「あなたの言われる通りです」と答えた。
ケンジは、
「もし、私の妻がこのまま息を引き取れば、生命保険が入ってまいります」と言うと、
貸し主は、
「奥様の生命保険は3000万円ですので、奥様がお亡くなりになれば、4000万円のお支払いとなります」と答えた。
ケンジは、
「この場合、わたしは、妻に死んでもらいたい」と言うと、
隣のベッドから、
「この人で無しが‼️」と言う、
カヨコの弱々しい声が漏れた。


サザエの刺し身の食い方も知らんハンパ者の話し

2020-01-29 19:19:00 | 日記




上画像は、
ダチのISとサザエ料理喰いに行った時の、
俺の手撮り。

サザエはつぼ焼きも美味い😋
が、
刺し身も美味い😋
あの庶民的なコリコリ感と磯の風味が口に広がり、
気分は、
パラダイス海原😍
アワビの高級感ある肉厚の、
それでいて、
冷たく差別的な食感より、
俺は、
断然サザエ👍
アワビとかマトモに喰うのなら、
4kブルーレイ・ディスク買うね。
人さまにご馳走になるのなら、
話しは別やけど。

ちびっと前やったか、
懐がホカホカやったから、
オノウコと二人で、
海鮮料理専門店に行って、
サザエの刺し身を注文した。
殻に入ったサザエが来たので、
俺は、
オノウコに、
「サザエは、やっぱ、ナマに限る」と言った。
オノウコは、
「そうだね」と言って、
サザエを手に取り、
殻に噛みついた🙀
そして、
「このサザエ、硬いね」と言った。

ケイジロウ、
フツウ、
サザエの刺し身注文したら、
実を食わねぇか?
殻とかかじるか😳❓



175の日😭

2020-01-29 18:38:00 | 日記




俺の知り合いの話。

ムロタと言う男が、
散々金を貯めて、
脱サラした。
そして、
日本🇯🇵の将来はムエルト(スペイン語で死ぬの意)やから、
自分の将来は、
遠い外国の地で花を咲かせようとした。

ムロタは、
貯めまくった金を手に、
マダガスカルに行き、
肥沃な土地に貪欲に農業した。

現地人雇って、
畑地整理から、
肥料に至るまで、
ケチりまくり、
当然ながら、
安月給雇用で、
左うちわに暮らしていた。
マダガスカルは、
破格に土地が安い。
やから、
驚天動地に広くて大きい土地を買って、
近代農業の大量生産を目論んでいた。
最初の数年は、
宝くじ当選者のごとく、
有り余る懐に、
顔がほころんだ😀

が---、
2017年5月。
現地人から、
風向きが不吉やから、
イナゴが来ると言う。
それで、
ビニールで農作物を守るように提案したが、
ムロタは、
「イナゴ😧?あのバッタの出来損ないの❓そんなモン来たら、佃煮にして喰ってやる」と言って、
せせら笑った🤣🤣🤣

その夜、
多くの現地人のパニくる声を聴きながら、
ムロタは、
無関心に、
眠りこけた😪

翌日、
ムロタは、
畑に出向き、
そこで、
ガク(愕)が入った😱
農作物が無い😱😱
ひとつも無い😱😱😱
それで、
現地人に、
「これは一体ナニゴト🙀❓」と、
取り乱した。
現地人は、
イナゴの大群の説明をした。
ムロタは、
イナゴに、
すべてのカネなる物が奪われたことを知った。
そして、
この悲劇を、
2017年5月に起こったことにちなんで、
175の日として、
記憶することにした。


わが壮春に悔いあり😿

2020-01-28 16:57:00 | 日記




今から12年前のリーマンショックは、
日本経済にも、
それなりの爪痕を残した。
この、
リーマンショックの影響で、
カイ君の父親は失業した。
が、
プライドの高い父親は、
家族に、
秘密にしていた。
会社行くふりして、
きょうも忙しかったと、ボヤいた。
しかし、
家族のみんなは実態を知っていた。
知らないふりをしていた。
金貸せと言われる恐れがあったから。

カイ君は、
外国語の専門学校行ってて、
その合間に、
犬の散歩をさせるアルバイトをして、
バイト代は、
びた一文、
家に入れることなく、
自分の小遣いにしていた。

一方、
父親は必死で職探しの毎日。
なんとか、
イベント係の仕事を見つけ、
採用された。

翌日、
雇い主側が指定した、
会場へと、
歩を進める。

会場内、
父親は、
すぐに日本舞踊の稽古をしろと言われ、
怪訝な面持ちでいるところに、
結われたばかりの日本髪に、
和服姿の女社長が来て、
嫌なら雇わないと言ってきた。

カイ君の父親は、
仕方なく踊った。
そしたら、
女社長は、
手の振り方が下手だの、
踊りに喜びが無いだの、
機敏さが欠けているだの、
ありとあらゆるインネンを付けた。

この、
日本舞踊の稽古は、
連日続き、
父親は、
凄まじく疲れ果てたが、
歯を食いしばって、
踊りをマスターした。

そして、
ある日、
女社長から、
お披露目会するとの通告を受けた。

お披露目会当日、
カイ君の父親は、
会社の要望通り、
日本髪のかつらをかぶって、
顔におしろい塗って、唇にも紅を塗り、
艶やか着物に、
手を通した。
そして、
緊張した面持ちで、
舞台に立った。

ゆっくりと幕が上がった。
カイ君の父親が、
客席に視線を移した時、
ガク(愕)が入った😱
客は、
みんな、
犬🐕🐩🐶やった😱😱
ただ、
数人の飼い主がいた。
そして、
そんな飼い主たちに混じって、
犬を連れたカイ君がいた🙀‼️
カイ君は、
父親を睨みながら、
人差し指を向けていた。