画像は、
フォト蔵にあった、
傑作タギング👍‼️
タギングとは、
公共の壁に描かれるストリートアート。
ズバリ、
落書き!
構図から色彩まで計算して描かれるストリートなお芸術なのに、
町方は、
公共物破損の犯罪だと非難する。
カズナリと言う二十代青年がいた。
デザイナーの専門学校出たが、
就職することに戸惑いを感じ、
それでいて、
自分の内に秘めたるモノを発散したかったので、
昼間は引きこもり、
真夜中に、
スプレー缶持って、
街のあちこちに、
タギングした。
あるところは、
印象派風なタギング。
あるところは、
ピカソ的タギングと、
精一杯のエネルギー出して、
タギングに、
打ち込んだ!
真夜中の冷気の中、
そのままでは平凡過ぎるつまらない壁に、
スプレー缶持って、
自分の世界と宇宙を描く。
カズナリの心臓の鼓動と、
スプレー缶の噴射する音が、
調和する😻
ここに描かれた物は、
カズナリの内側に生きるもののカタチのひとつやった。
ところが、
カズナリの画才に感動した、
人々が、
次第に集まり出して、
カズナリがタギングしてる後ろから、
静かに見守り、
絵が完成した暁には、
みんなが大喜びした。
集まりの輪が広がり出し、
カズナリは、
真夜中のアーティストと慕われた。
ある深夜。
たくさんの人達の中で、
一人の青年が、
涙を浮かべて、カズナリに、
「あなたの絵に心が喜び、魂は潤されます。ぼくと握手してください」と言ったので、
カズナリは喜んで握手したら、
手錠をかけられた。
カズナリは驚いて、
「ほ、Why😳?」と言った。
青年は、
「英語で驚いても駄目です。現行犯です」言うて、
警察手帳を見せた。