おそようございます。
連休に入り、日中はスティールパン、その後、深夜まであれこれいろんな準備をしているのですが(気づいたらこんな時間!?!?ってなっていて😅)…。
昨晩はできるだけ早く寝て、今朝は早く起きよう!と思っても…、グダ〜っと寝てしまいました😵
(その後、ふと片付けを始めてブログが遅くなりましたw)
いや、毎日頭の中がだいぶ忙しくて…。連休の日々、日中はここんとこ毎日スティールパンを弾き倒していたり、いろんな"企画"に端から手をつけていて…(笑)
でも、演奏本番でいっぱいの毎日にしたい!するぞ!って気持ちがモリモリですᕦ(ò_óˇ)ᕤ✨
まぁ、寝られる時に寝ておいていいか…と自分に甘いワタシでした…
しかーし!!!
たくさん寝てスッキリしたので、今日もイチニチ、頭をフル回転させて準備に励みます!
なんの準備よ!?って、まずはこちら!
5/5のライブー!!!
◎新宿someday
そして、スティールパンでクラシックを演奏する"鉄楽アンサンブル"とか、今までやってきた"スティールパンでピアソラ"とか、少しずつ作品としていくべく、練習に撮影に。。。
少し先だけど、ちょっと遠出する時に各地でワークショップや演奏などをするための打診やお願いなどなど、モリモリの盛りだくさんです!
ちょっと気合い入りすぎて頑張りすぎてる感もありますが、やれる時にやるっ!!!です☆
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5月2日。
スティールパンで童謡唱歌(122)
『茶つみ』
作詞:不詳
作曲:不詳
今日は久々に長文です!
オリジナルの曲名は「茶摘」で、摘という字は小学校で教えないので、教科書では「茶つみ」と表記している…ということで、私も『茶つみ』にしてあります。
(数年前の小学校非常勤講師で教えたのを覚えています!)
この曲は、1912年(明治45年)刊行の唱歌集「尋常小学唱歌」に掲載された日本の唱歌です。
お茶!というと、私にとって1番近いところで静岡かなぁ。。。
(ここで、やまなし大使らしく"山梨の南部茶!"とも言いたいけど、静岡の方が有名な気がして…w)
いやしかし、京都の新茶は上品で淡くて繊細で…とても美味しかった記憶!それからそのぎ茶に嬉野茶!
そのぎ茶は缶ボトルのお茶がまろやかで美味しくて、嬉野は和紅茶がとても好きで…、狭山茶も濃くて深くてお気に入り…って!!!好きなお茶を並べただけになってしまいましたが!
一説によれば、『茶摘(ちゃつみ)』は京都の宇治田原村の茶摘歌がルーツとされているそうで、歌詞の2番にある「日本」は、元々は「田原」だったとのこと。
京都の宇治田原村は、江戸時代に煎茶製法を確立した永谷宗円が有名(永谷園創始者の先祖)だそうです。
ぬぬ?永谷園といえば…お茶漬け…。
そうです!これはちょっと前に何かで調べて知っていました!
◎永谷園サンのページより引用。
「永谷園のルーツは、江戸時代にお茶の製法を発明し、煎茶の創始者として京都にて“茶宗明神”として祀られている永谷宗七郎(宗円)にさかのぼります。 株式会社永谷園の創業者の永谷嘉男は、永谷宗七郎からつながる由緒あるお茶屋の家系です。」
さらに!もうひとつ、話題をプラスすると…
"山本山"サン、ご存知ですね?
海苔の!山本山サンです。
山本山サンは宗円サンのお茶を販売して、莫大な富を築いたんですって。
山本山サンは、元禄三年(1690年)に、煎茶商として日本橋の地に創業したそうです。
江戸の当時、茶業のほかに"和紙"をつくることが生業だったそうで。そこから海苔にたどり着くわけです!
↓↓↓
江戸期に至るまで、海苔は庶民には手の届かない高級品だったそうで。
浅草のあたりで海苔が養殖できることが発見され、和紙の技術を応用して、現在のようなシート型の海苔が誕生し、のちに、"あさくさのり"と呼ばれるようになったとのこと。
永谷園サンと山本山サンの話まで行き着いた本日の曲!
やはりいろいろ知ることができておもしろいですね☆
(調べるとどんどん深みにはまってしまう私です…(^_^;))
【歌詞】
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘じゃないか
茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠
日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ 摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ
◎茜襷とは、茶摘み娘が肩から掛けている茜色のたすきのことです。
「たすき(襷、手繦)」は、和服の袖や袂が邪魔にならないようにたくし上げるための紐や布地のことですね。
スゲ(菅)は、カヤツリグサ科に属する多年生の草本で、笠や蓑(みの)、しめなわ…などに用いられます。
◎八十八夜(はちじゅうはちや)は、雑節(※)のひとつで、立春から数えて88日目の日を指し、毎年5月2日頃に、この八十八夜があたります。(2023年も本日5月2日!)
※ 雑節(ざっせつ)とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた特別な暦日のことです。
一般に雑節と呼ばれるのは、「節分」「彼岸」「社日」「八十八夜」「入梅」「半夏生」「土用」「二百十日」「二百二十日」。
八十八夜→この時期は、明け方にかけて遅霜(おそじも)が発生しやすく、農作物に被害が出るおそれがあり、農家に対して特に注意を喚起するためにこの"雑節"が作られたそうです。
八十八夜を過ぎると、数日で立夏(りっか)を迎えます。
今年の立夏は5月6日ですって。
もう夏がやってくるんですね〜。。。
暑さに弱い私はもうしばらく今のような気温でいてもらいたいです。
水分と塩分しっかりとって、熱中症に気をつけましょう!!!