「オッ カラスの行水だ」

1週間前になるか？ いつもの川沿いを走っていると、1羽のカラスが川の淀みに立っている、頭を水面に潜らせる　直ぐに頭を上げて羽をばたつかせ、水滴を散らしている。「オツ行水だ」


ほんの2秒程度の動作だ。がカラスにとっては夢中だ。頭を潜らせて胴体までは沈められない、それが鳥類の行水だ。これを称して、はや風呂を｢カラスの行水｣と揶揄するが

動画でもと思い車を止めて近づくと、｢何を見にきたの｣と、あわただしく飛び去った。20mも離れていたが、「見られて困る」ようだ。それとも｢恥ずかしい｣恥じらいがあるのか？

雀の行水も良く見るが、これも同じように、頭だけ水の中に突っ込み、飛沫を頭・胴体に掛ける。その水に驚き羽ダニが出てくる。同時に羽をバタつかせ、羽ダニを振り落としているのだ。

野良猫が狂ったように｢尻尾｣を噛んでいるように、この場合は尻尾の方に逃げてきた「のみ」を退治する為に｢咬みついでいるのだ｣ダニ・ノミ退治は吸血されるので遮二無二な行為なのだ。

※人間なら・洗髪・風呂などの手立てがあるが、鳥や猫には手段が無い、やむない自然の行為だ。