感動をありがとう！

フィギュア男子シングルが終わってしまって、
なんだか放心状態です。

金曜の夕方から今日にかけて、あちこちのTVで
「おめでとう！高橋大輔！！」って感じでやっています。
でも、なんだか「終わったんだなぁ」という気持ちが強くて、
ボンヤリしてしまったり。


どの選手も素晴らしかったですね。
みんな、今までのスケート人生や、国や、いろんなものを
背負って滑っていたんでしょうね。
「滑り終わった後の解放感」というふうに本田さんが
言っていましたが、まさにそうなんだろうなぁ。

中でも、上位3選手は本当に素晴らしかった。
演技に関してはもちろんですが、それぞれの思うフィギュア
の形をしっかりあらわしていたと思います。
今まで自分がやってきたこと、信じてきたことをオリンピック
という大舞台で表現できるなんて、すごいことです。

高橋大輔選手、一番のびのび滑っていたように見えました。
4回転、失敗しちゃったけど、よかったです。
挑戦するんだって姿勢がかっこいい。
失敗に全く動揺せずに、あとの演技が完璧だったことも素晴らしかった。
滑る喜びが溢れ出ていて、笑顔も輝いていました。

滑り終わってのガッツポーズも、
観客に向かって丁寧にお辞儀する姿も、
表彰台で涙ぐむ姿も、
日の丸の旗を持ってぐるっと回るうれしそうな姿も、
みんなみんな最高でした。

ここまで来るのに、いろんないろんな想いと
たくさんの人の支えがあったことでしょう。
そういうすべてがあの4分半にこもってました。
だから、こんなに感動しちゃうのかな。


心からのありがとうとおめでとうを。
バンクーバーに立つすべての選手に。


フィギュア男子シングル　結果