Truth Diary

東北歴博特別展[美しき東北の街並み」

  多賀城市にある東北歴史博物館で、文化庁被災ミュージアム再興事業特別展が開催されており観て来た。
 鳥瞰図(上空から鳥が見下ろしたような視点で描く手法)の絵師、パノラマ的な独特の画法で東北各地を描いた吉田初三郎画伯の原画を含む屏風絵をはじめ観光案内図等を一堂に集めた展示で、大正末期から昭和30年までに製作されたもので、震災前の美しい街並み、当時の懐かしい建物などを偲んできた。
 以前住んでいた石巻や今住んでいる仙台などの昔の建物が当時の経済活動を伝え、その後の変遷振りに驚きながら、往時を懐かしんだ。
 北は樺太から南は茨城・日立まで数多くの俯瞰図は絹布に極細筆で詳細に建物名や名所旧跡などが描き込まれ、その緻密なタッチは只驚愕するばかり。
 金華山黄金山神社所蔵の「金華山屏風」は島外初公開で特別に出展されていて見ものだ。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「残しておきたい」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事