Truth Diary

石松へ欽ちゃんインタビュー

 ラジオ深夜便を聴いてから久しくなる今日は欽ちゃんがゲストにガッツ石松氏を迎えての対談だった。石松氏の家は栃木県の田舎で母親独りでが道路工事の人夫をして子供を養うという極貧の家庭だったという。
 雨漏りや寒い風が吹き込む家をなんとか直してやりたいと中学を卒業すると上京を決意し駅に向う時、道路で作業をしていた母親に「偉い人間になって帰ってくるから」と声掛けして出かけようとしたら母親から「偉い人間にならなくていいから立派な人間になれ」大声で返されたそうだ。以来その言葉を常に胸にいろんな事にチャレンジした。ボクサーにな学歴も縁故も何もない人間が有名になり金を稼ぐにはボクサーだと決め体力と根性だけは負けない自信があったからだという。子供が出来その家族のためにとボクシングに打ち込み世界チャンピオンになったが頑張れたの「人の為に」という目標がさせたのだという。短い2年間でチャンピオンの座を渡すことになったが、ひもじい思いをしてきたが急にお金が入り、好きなものを好きなだけ食べられるようになり、体重が増えて20キロの減量に苦しむことになった。それまでの迄の腹一杯食いたい、親の家を建て直してやりたいという目標が無くなると辛さに対して辛抱が出来なくなるという。
 ボクシングを辞めてからキャラクターを生かして俳優などに転身したが、今は何もしないでぼんやりと屋上で日向ぼっこして、そこで飼っているメダカを眺めながら、屋上に集まってくる野鳥などと会話をしながらのんびりと過ごす日々だとか。人の集まりにはあまり好きでなく、唯し世界チャンピオン会の会長をしているという。飾らない栃木訛りで話す言葉は裸一貫で叩きあげて来た彼の人生哲学が下支えして深い。そうした事からある大学で客員教授として若者に己の人生哲学を講義しているのだと、母の教えを忠実に守り続けた中卒の大学教授は社会で学んだ人生哲学を教えている。「真の教養とは学歴ばかりではない」を身をもって示してくれる得難いキャラクターの持ち主である。

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