北欧青年、和の美意識に心酔庭師に

　スエーデンの若者が職人として厳しい徒弟制度で修行して庭師として、日本庭園の庭師として自然庭園や枯山水などの経年劣化の美しさ詫び寂びの世界にすっぽりハマり生涯の仕事と決め帰化して名前も村雨辰正と改名、日本の歴史文化を継承して更に極めたいと精進しているとのインタビューに答えているのを聞き、日本人が気づかない良さを北欧の若者が気付かせてくれ誇らしく思った。
　日本文化に傾倒したのは学校の世界史で日本の歴史や武家社会を学び自然を敬い、戦国武将は敵とする相手をも敬う心を持ち、絶対に卑怯な事はしないという他にはない素晴らしい国民性に自分が求めていたものと共感、親を説得し16歳で来日したとの事。
　あるきっかけで造園屋の弟子になり厳しい徒弟制度の中で親方に教えを乞い身体を張って修行し庭師として活躍中。
　これが珍しいとマスコミに取り上げられた事が縁となって筋肉マンのイケメンタレント兼庭師として活躍中。
　インタビューでの会話は昔言葉や専門用語どれをとっても的確で発音も完璧で驚く、生まれは日本だがその良さに気づかず、のほほんと生きて来た自分が恥ずかしくチコチャンンに叱られそう。