Truth Diary

大塚の陶板名画美術館とノスタルジー ボンカレー

 お昼に何を食べようかと思い先日沖縄で買った大塚食品の初代ボンカレーパックを見つけ早速温めてみた。
オレンジ色のパッケージは昔懐かしい時代劇女優松山容子で、一世を風靡したもの。日本初代レトルトは、今時珍しい黄色いカレーだ。中辛で昔懐かしい味。これで思い出すのは徳島の大塚国際美術館の豪華絢爛たる名画の館内世界の名画だ。
 現地に出向き実物を許可を得て原寸大の写真に撮り、それを陶板に焼き付けデテール等を忠実に復元したもので、茶わんや壺等と同じく半永久的に劣化しないという。
 こんな保存方法を考え世界25か国の美術館が所蔵する壁画や絵画など約千点を所蔵する美術館展示と同じく展示している。中でも圧巻はバチカン市国の宮殿内システーナ礼拝堂の天井画だ、またミケランジェロの傑作最後の晩餐は修復前と修復後が対面で展示され比較できるなどレプリカのなせる技だ。
 この美術館を作るのに要した莫大な製作費は先の大塚のボンカレーや、大村昆でお馴染みのオロナミンCドリンクなどで稼いだ収入が元になっているらしい。オロナミンドリンクは現在その後に相次いで発売された、種々のドリンク類に取って代わられ影が薄い存在だが、これだけの世界初・唯一の美術館を残した功績は凄い。全国の愛飲者利用者の皆様が建てた美術館と言っても過言でない。皆さんもだいぶんこの美術館には協力した事でしょう。大塚食品の会長に代わって御礼申し上げます。

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