Truth Diary

失礼しました高安関

 宮城県図書館、展示ボランティアOBで構成する古典読書の例会が宮城県図書館であった。その中で「高安」と言う処が出てきた。題材は平安時代前期に書かれた、和歌を中心とする恋物の伊勢物語、作者は在原業平と言われる。
 大相撲9月場所、好成績で敢闘賞を獲得した関脇高安、兄弟子は絶えて久しい日本人横綱を期待される大関稀勢の里だ。高安は外国人かと思わせる毛深さで、風貌もいかつい関取だが四股名のいわれは何と雅な伊勢物語にあったとは何と異な取り合わせか。
 今まで安直な四股名だと思っていたがこうした深い謂れがある四股名である事を知り、日本書紀に出てくる 野見宿禰(のみのすくね)からの伝統ある大相撲だけに流石その深淵を垣間見た気がした。高校時代ぜんぜん勉強しなかった古典、今頃始めたが難しい。それはさておき目指せ大関!!高安関。

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