Truth Diary

山形県大石田町に斎藤茂吉の聴禽書屋を訪ねて

 先月放送大学学生研修旅行で斎藤茂吉記念館に行ったがその時戦後大石田に住まいしたと聞いたので行ってみたくなり急きょ出かけた。
 秋晴れの好天で山々が色づきはじめきれいだった。昭和21年から翌年まで過ごした離れ、聴禽書屋は素封家が贅をつくして建てた瀟洒な木造二階造り天井が高く高価な材料を使い欄間などにも高度な職人技が見える。持ち主の板垣さんは無償で斎藤を住まわせた。現館長はその子孫だと言う。
 ここで歌集のなかでも有名な「白き山」作った。資料館の係りの人がとても親切で、一般には見せていないと言う2階を特別に案内してくれた。この二階和風ベランダから見下す庭や遠くの山々が実に歌心を呼びさまし「白き山」というすばらしい歌集になったのだと実感できた。

関山峠付近の紅葉

歴史民俗資料館、この裏の離れが聴禽書屋(ちょうきんしょおく)

涅槃像がある乗船寺本堂、涅槃像は入り口の右手の祠に安置されている。

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