東北高等学校空手道選手権大会で男子形優勝のメールが顧問の先生からあり、ご父兄のかたから写真の提供があったので公式ホームページに掲載すべくパソコンで作成中、突然名古屋の従弟が亡くなられたと連絡をいただいたので急遽新幹線の人となった。
故人は父方の従弟で約10年前だったろうか、愛知県に住む叔母が高齢になりこれが人生最後の里帰り成だろうと兄弟姉妹3人で新幹線を乗り継ぎ車椅子に乗せて福島の実家に来たのがお目にかかった最後だった。
その後叔母は亡くなりその遺骨を故郷の小川に散骨しようと再度3兄弟で訪れ昔遊んだであろう小川に遺骨を浮かべ冥福を祈った親思いの兄弟姉妹だった。とても仲が良く羨ましく思ったものだ。伯母もさぞ満足だったろうと今でも当時を振り返りあのシーンが忘れられない。故人は近年私の祖父によく似てきたようで血のつながりを強く感じ最近親しくお話しをしに名古屋に行きたいと思っていたところで返す返すも残念でならない。
ご姉妹は一番下の人がが私と同い年で生後間もない頃兄妹のように育てられたと聞く。姉妹は時々実家に来てくれてお世話になっている。
今日は名古屋に泊まり明日11時からの告別式に参列するつもりだ。名古屋は愛知万博の際行った限り。東京まではガラガラだった新幹線新大阪行きは満員だ。エンフルエンザが大流行しているのでマスク着用で罹らないように気をつけなければならない。
式場は名古屋から車で約40分の住宅地静かな処、喪主は日本の著名企業の幹部だと思われるが、ごく身近な人達での家族葬を選び形に捉われないここを温まるお見送りが出来た。
一部の地域では華美盛大になりがちなセレモニーだが現役を退いた後は近しい人だけでのこんな野辺の送りが理想的だと思う。実に心のこもった告別式だった ご冥福をお祈りいたします合掌。
同じ祖父を持つ従兄にあたる人、私ににているかな