Truth Diary

思わぬ嬉しい事が

 思わぬカニ料理の食事券をいただいたので、一週間前娘を伴って国分町「かに〇〇」に行ってお酒をしたたか飲んだが、昨日、ポケットから領収書が出てきてなにげなく眺めていたら、飲めるはずもない「ニッカウェスキー余市」ボトル一本分が含まれていた。
 お店に遅れてきた娘を待つ間、燗で2本、食事が始まってから冷酒と燗酒夫々飲み、娘と赤・白ワイン、ハイボール、余市の水割りなどを散々飲んだので、その上ボトルウェスキーが飲めるはずがないと誰でも分かる。
 あれから暫く経つので黙っていようとも思ったが、恐るおそる店に電話したら、レジ係りの間違いでしたと素直に謝られ返金すると言う。よほどの呑兵衛父娘(事実だが)に見られたらしい。
 あっけない返事に却って恐縮してしまった。道理で勘定を払う時に、妙に高いと思ったのだが、散々飲んだアルコールが回り、常になく、太っ腹になり確認しなかったのも悪い。こんなこともあるレシートはとっておくべきだと感じた。
 別に儲かったわけではないが、何故か得した嬉しい気分に、これは不思議だ。返金された分はたちまち雲集霧散となること請け合い。格好つけないで、レシートはその場で確認しよう。

誠実な商いのかに屋さん

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