Truth Diary

今を保つことの難しさ

 先の土曜日、町内会が企画した健康講座が集会所で開催され、テーマが「膝痛」だったので、カミサンから勧められお話を聴きに行った。講師は、仙台整形外科病院のK先生。
 「ロコモティブシンドローム」がテーマで「膝や腰などの運動器の障害によって、要介護になる危険性の高い状態を言うのだそうである」歩行や立ったり座ったりの日常普段の運動が出来なくなるとそれによって、介護を受けなければならなくなる危険性が高くなるというのである。平均年齢は伸びても、自分で身の周りのことが出来る「健康年齢」を如何に維持してゆくかというのが喫緊の課題であろう。
 最近、膝と腰に痛みを覚え通院しているので真剣に聴き入った。運動や食事による予防法や、外科医学的治療方法など、各自のケースに合わせての対策がある。高名な膝の専門医がいて、最新の高度な手術も手がける病院での治療例などを、パワーポイントを使った分りやすい説明で理解しやすかった。
 最近、健康診断で初期の糖尿病と言われ、体重コントロールと、運動を進められる身としては、膝痛でウオーキングが辛いので、自転車に代えて、毎朝約1時間走ことにしていたが、先生に伺った処では、登り坂は向かないそうでコンスタントな自転車漕ぎが良いとのこと。また、膝痛を予防する運動なども教えていただいた。
 運動で酷使、あるいは怪我などで損傷した骨は元には戻らないそうで、削ったり、人工関節に代えていく治療があり、内視鏡を使った負担の少ない手術も出来るそうである。刃物を見ると、おっかない私は食事と運動で改善できるうち対処しようと、より負担の少ない方法を選びたくなった。
 予防体操と自転車漕ぎ、納豆と小魚などで予防できればそれにこしたことはないが、そう旨くいくかどうか。身体は年々衰えてゆく。

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