多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

実はすごい人だったんだな~とか思う

2010-11-29 23:23:45 | Weblog
金正日さん

私が子供の頃にお父さんが亡くなって後をついだわけなんですが
当時は小さかった私もなんとな~く覚えているちょっとした騒ぎ.
“次の息子はバカで朝鮮戦争になる”
とかいろいろ心配されてた気がします.
そう,基本“バカ”って言われてた印象が強い.

ただ,大人になって思うのは
実はその真逆で天才だったんじゃないかなってこと.

北朝鮮がまだ核を持とうとしてた段階の時
メディアはたいてい
“持てばさすがにアメリカは黙っていない”
“中国も見捨てる”
とか散々予想してたと思うんです.
きっと北朝鮮の中でもそういう意見ってあったはずなんですが
お父さんも出来なかったことを実行!
結果は・・・アメリカはほとんど動かなかった.
中国は北朝鮮を見捨てたりしなかった.

3人目の世襲は中国が黙ってない!
・・・
黙ってたかどうかは知りませんが実質みんな三男が後継者と認識.

こんなことできひんやろ~
っていうのを確実に実現して
核を持つことで,どこの国もうかつに手をあげられなくなった.

お父さんがやったこと・・・
私はよく知らないですが,
スターリンに許可を取って戦争を開始!
でも勝てるって時によく意味が分からない停滞をしたせいで押し返される.
その後も激戦をしたけど最後はスターリンに戦争やめたいって言って
“お前らは人命以外なにも失ってないやんかボケ~”
と言われる.

う~~~ん
なんかお父さんよりずっと優秀な人だった気がしてくる.

国民は飢えて苦しんで何人も亡くなったけど
それだけ苦しんだのに政権は崩壊してないってところがすごい!


天才だとしても絶対に尊敬したりできる人物ではないけど
ただ思うんです・・・
世界は少し彼を舐めていた.
それがこの現状を招いたんじゃないかな~って.

となりの国の船をいきなり撃沈しても,土地を砲撃しても戦争にならないって判断.
そしてその現実.
戦争にならない状態を作るための戦略.

いうてもあと20年も生きたりしないわけで
実質本当に三男の時代に入るわけですけど,彼をみんなはどう評価してのぞむのでしょうかね.
コメント
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