多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

シンガポール旅行記 その8

2012-10-07 16:00:00 | シンガポール旅行記 ~ジュンルーとの再会
ジュンルーは結構意見がしっかりしてます.
1~10でなにかを評価してもらうと1か10しか付けない.
まあさすがにそれは大げさかもしれないですけどイメージとしてはそんな感じ.
なので意見を聞くとおもしろい.
シンガポールはつまんない国.
マーライオンはつまらない.
セントーサ島のショー“ソング オブ ザ シー”もつまらない.
わ~お~
バッサリいくな~~って楽しい.
あっそんなわけでソングオブザシーとか今やってるショーは一切今回
見てないんですけどね(笑)
目的は元気なジュンルーが見られて話せればそれでいいのですから.
でもそんなジュンルーに答えづらい質問を見事にしたのが
サルティンバンコのスタッフだったそうな.
サルティンバンコにはご存知の方はご存知だと思いますが
ドラリオンでオーシャンをやっていたダンサー“ニーランティー”さんが
ディレクターの1人として参加してます.
なのでジュンルーも7月にサルティンバンコがシンガポールに来た時に
見に行ってニーラさんとも再会してるんですが,その時にスタッフがこう質問したそうです.
『ドラリオンとサルティンバンコどっちがいい?』
(笑)
ジュンルーは
『ドラリオンは家族だから比べられないよ~~』
と答えたそうな.
まあスタッフも冗談で聞いてるんでしょうけどジュンルーもうまく返しましたね.
でもドラリオンのことを家族だと思っているのは本当.
ジュンルーは今でもやはりドラリオンのステージやショーというのを
最高のもの最高の仲間と思っているのが話しているとよく分かりました.
観客としてそれを見続けた私にとっても数あるショーの中でやはり
ドラリオンは特別な存在.
そのお互いにとって特別な“ドラリオン”を通じ繋がりが生まれたというのを
まあ考えるまでもないことなんですけどそういうのをシミジミと感じてました.

ジュンルーは日本のことももちろん今でも大好き.
9歳でドラリオンに入って約5年間,ヨーロッパ⇒日本⇒オセアニアと
まわったけど日本が一番好きなんだそうです.
ほとんどのアーティストがそう思ってるって.
その源となってる一つが“日本人スタッフ”のようです.
フジテレビジョンという言葉.今でもしっかり会話の中で出てきました.
関テレという言葉は出てこなかったけど(笑).
私を含めドラリオンのファンで繋がりを今ももってる相手というのは
何人かいるようなんですけど,すごく震災の後のスタッフのことを心配してました.
分かる?と聞かれたんですが,はっきりとは.
たとえばドラリオンの時によく見かけたな~ってスタッフは何名かいて
そういう人たちでクーザで大阪で見た!って人はいるんで大丈夫なのは分かるんですが
全員かどうかは分からないですからね.
日本人スタッフのことは名前が分からなかったり
連絡を全然取ってなかったりするらしいですが
それでもしっかりとすごくよくしてくれたことを今でも感謝して
日本での大切な思い出として心にしっかりと刻んでいるようでした.

私がこのレポートをジュンルーの名前を全面に出して書いている理由がここにあります.
私自身もフジテレビのスタッフなんて一人も知らないです.
ZEDの署名してる時とかにたまに
「多聞さんほどの方だったら~~~」
とか言われたこともあるんですが,はっきりいいます.
私にはシルクやフジテレビやその他もろもろ関係各所とのコネクションみたいなのは
一切ありません.
だからジュンルーが気にかけてたということやフジテレビのスタッフに
今も感謝の気持ちをもっていることとかを伝えるにはこうして“ジュンルー”という名前を
検索でもしてくれたらここに来られるようにしておきたかったからです.
その検索はきっとスタッフもまた彼女を今も想っているいう証でしょうから.

“一生の記憶に残る衝撃的な舞台に人は何度出会えるのだろうか?”
ドラリオン日本公演でのキャッチフレーズ.
そのステージを通じて一生の気持ちに残る関係がたとえ連絡をとりあってなくても
生まれたんだと私は思ってます.

んなわけで・・・

ジュンルーは元気ですよ.

おっと
このままでは一個もシンガポールそのものの話が出てないではないか!!
そうです,食事まで書いたんでした.
食事の後,MRTに乗ってブギスに移動しました.
ジュンルーが学生として過ごしている風景というのを見てみたかった.
大学見せて~って言ったら教室まで案内してくれました.
シンガポールなのでやはり大きく土地は使えないわけで
日本とは違いビルの中にありました.
ここで授業を受けて,ここで自習してって.
ちなみにジュンルーが知っている範囲ではジュンルーが最年少の生徒さん.
そりゃ17歳で短大分がすでに終わってるんですからね.
ちなみに大学からすぐ近くにあるのがこちらの建物

今は忙しくてあまり行けたないそうなんですが,
シンガポールで一番大きな図書館です.ジュンルーは本を読むのが好きでしたよね.
日本公演の時もバスから降りてきたら手に大きな本を持ってたりしました.
ここもまたジュンルーが学生時代をすごした場所なんだなと思いながら
中を歩かせてもらいました.
コメント (2)
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