多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

河南省雑技団がアメリカの三大演芸都市の1つといわれるミズーリ州 ブランソン での劇場公演を決定!

2019-04-11 20:10:39 | 杂技の雑記

中国の河南省濮阳市に本拠地を置く河南省雑技団がアメリカのミズーリ州ブランソンの劇場での公演を決定しました.
既にショーのタイトルは決まっていて,準備も着々と進んでいるもようです.
開演は今年の7月とのことです.
ブランソンという都市は私は今まで全く知らなかったのですが,少し検索しただけでも
本当にたくさんの劇場が出てくる,まさに舞台芸術の都市のようです.
《1998年に中国のアクロバット団がブランソンに到着して,初めて国際的なショーがブランソンを本拠地にした》
(wikipediaより)
とのことで中国雑技との繋がりももともとある都市のようですね.
私は全くチェックできてませんでしたが(-_-;)

今回出た記事では2016年に河南省雑技団が雑技ショーの劇場のための土地をブランソンに取得とあったので
これはひょっとすると常設劇場での公演かもしれないです!
劇場の図はこんな感じで公開されてます.

内部


河南省雑技団といえばWater Showを中国の濮阳市のまさに本拠地の本部のとなりに常設劇場を造り常時公演を行っています.
ここの私が感じた最大の特徴は,地元の人をひきつけているということ.
地元の人が結構見に来てるんですよね.中国ではもちろん大きな劇場での雑技の公演は北京や上海などでありますが
常設公演のターゲットはほぼ外国人観光客です.それに対してこの濮阳市はぶっちゃけ交通の面でも決して楽に行ける位置でもないので
外国人旅行客が少なく,その中で満員で公演を行っているのが本当にすごいと思いました.
濮阳市のはずれには雑技発祥の街の1つとされている東北庄という村があり,ここでは雑技博物館だけでなく,こちらに芸人を派遣しての
公演も常時行っていて,地域密着常設公演というのを実現できている雑技団の一つになっています.

そんな雑技団がアメリカでどのような公演を展開するのか今から本当に楽しみです.

ショーの完成に向けて毎日夜遅くまでトレーニングが行われているようです.
雑技の故郷から世界市場へ!
頑張れ!河南省雑技団!!!

そしてこれで私がアメリカに旅行に行く理由ができました(笑)
コメント
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