新しい道を見つけると少し幸せな気分に
なる。最近八王子の実家に車で一人で
出かけることが無かったので、今日は
台風の去った東京をひとり気ままに
ドライブしてみた。
湾岸線から晴海通りに入って日比谷を
抜け、半蔵門から四ッ谷を抜けるコース。
帰りは、日比谷から真っ直ぐ湾岸線に抜けた。
ついこの間まで、”ゆりかもめ”の線の下まで
しか出来ていなかったと思ったのだが
すっきり抜けられた。
そういえば、最近は新しい道の出来るのが
早い。湾岸線の立体交差、国立府中インター
付近の20号バイパス。通る度に新しい道が
出来ている。ぶらり高速乗らずの旅である。
村上春樹がノーベル文学賞の候補にノミネート
され、どこかの図書館のHPに受賞することを
前提に書かれた記事が、掲載されていたらしい。
私より3歳程年上であるが、若い頃の好きな作者
の一人だった。ノルウェーの森などの本が有名だが
私はデビュー作の『風の歌を聴け』の軽い感じが
好きだ。28年前の作品。殆どヒットしなかった映画
も見に行った。
当時の新進監督大森一樹作品で小林薫や真行寺
君枝が出てたっけ。有楽町の小さな映画館だった。
村上春樹は高校卒業まで、西宮・芦屋で過ごした。
父は甲陽学院の中学の国語の先生だったらしい。
やはり、環境が人を育てるのだろうか?
私は、同じ時代中学1年迄西宮で過ごしたが、
平々凡々とした普通の人になった。