青い空

blog人から引っ越してきました。SINCE 2005

社説の意味

2018-02-10 14:30:14 | 日記・エッセイ・コラム
泰明小学校の標準服にアルマーニ
を採用した独断校長のニュースが
流れている。
いつから、新聞はオピニオンを言わ
なくなったのだろうか?
こういうことこそ、社説に取り上げて
その新聞社の持つ信条・信念を語って
欲しいと思う。
TVもしかり。
芸能界では某芸能事務所に対して顔色
を伺うキャスティングをしたり、政権
への批判報道はほとんどしない。
だから必然的に皆同じ内容となる。
だれか視聴者の方を向いてくれ。
挙句の果ては、標準服騒動も、高見の
見物よろしく、校長の見解を伝えるだけ
である。
PTAはどうした、校長に対する教育
委員会の監督・指導はどうした?
処分の必要性は?
いくらでも意見を書けるはず。
これだから成金趣味は困るとか・・
アメリカでは、ちゃんとしたアッパー
クラスは、自分たちは飛行機で
ファーストクラスに乗っても、子供らは
ファーストクラスには乗せなかった。
ファーストクラスに乗りたければ、
自分で稼ぎなさい。
それが、教育というものだ。
イギリスの名門、オックスフォード大学
の卒業生のもっとも尊敬される進路は
先生だそうな!
また、財産の有無にかかわらず、18歳
過ぎたら、家を出てアルバイトで学費を
稼ぎながら大学に通うのである。
それが、世界の当たり前、常識である。
こんな校長先生に教えてもらうようなのは
教育ではない。まあ、校長先生には直接
教わることはないのだろうが。
現場の先生は忙しいのに、校長先生は
こんなこと考えて暇なんだろうな!
転んで、標準服をかぎ裂きでもしたら、
それだけで買い替えるのか?
考えてみれば、先祖から銀座に住んでる
人はいい迷惑である。
地価が高いから、固定資産税も高くなる。
手放したくなければ、意に反して借金して
貸しビルを建てる羽目になる。
ついでに孫の服装も高くつくって・・
公立の小学校である。
時代にほんろうされている。
不幸な世の中である。

保険のCM

2018-02-01 21:40:37 | うんちく・小ネタ
硬派の政治・経済番組を一部のBSで
やっている。
なかなか刺激的な内容があったりする
ので地上波で見るものがないと思った
時に見ている。
片方の意見だけでなく、もう一方の
意見を言う人も登場。そこに副大臣が
からむという構図である。
国会議員でもある今日登場した副大臣
は、例によって司会の問いに答えず、
我田引水、持論を展開。
イノベーションで、2025年問題(団塊の
世代全員75歳以上)にも対応できるとい
う。成長推進派は財政健全は後まわし、
増税先送りである。
財政健全派は、富の再配分をという。
そこで、思い出した。保険のCM。
門脇麦が花嫁の結婚式。ふられた地味
な元彼が、駆けつけて、俺は君のなん
だったんだ?と叫ぶ。
あなたは私の大事な保険!というあれ。
アベノミクスはまさに今結婚しようと
しているかっこいい彼。
しかし、賢明な彼女はちゃんと保険を
かけていた。元彼は個人貯蓄で、いざと
いうとき国に頼らず生きていこうとする。
個人消費の拡大に簡単に走らない賢明
な小市民の姿が重なる。あら、あら。