青い空

blog人から引っ越してきました。SINCE 2005

報道のありかた

2015-09-15 15:13:26 | 社会・経済
今回は、報道のありかたについて考えてみたい。
今般の東日本の豪雨被害での行方不明者15名
の扱いについてである。
マスコミは一貫して行方不明者15名と報道
するだけで、どの地区に何人とか、行方不明者の
実名とかを一切報道していない。
まるで個人情報を隠すようにである。幸い無事が
確認された、
だが、行方不明者が見つかった際にも、連絡が
とれたとだけ報じた。
15名の不明者の中には、自分がその中に入って
いるとは知らずに、TVを見ていた人がいても
おかしくはない。
実名を報道していれば、もっと早く見つかったこと
だってありうるのだ。
まるで、15人は、世の中に大ぴらに出来ない個人的
な事情で氏素性を明かされなかったのように見える。
ここに、報道の興味本位がある。
1人や2人じゃニュースにならないが15人だと
ニュースバリューがあるとでも言っているようだ。
われわれ視聴者は、どこに何人の不明者がいるのか
女性か男性か、大人かこどもか、はたまたお年寄りか?
それこそ、その点を知りたかったのではないか?
それとも一般視聴者もマスコミと同じく、そんな
個人の事情にはまったく無関心なのであろうか?
コメント
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